ビギナーコース・ライト⑧「失敗談」「モノボケ」「たくろうのツカミ」

授業レポート&ライブレポート

こんにちは。大阪お笑い塾です。

2026年2回目のビギナーコースライトの授業をレポートします。

心の距離を縮める失敗談のエピソードトーク

最初のカリキュラムは、エピソードトークの基本である失敗談の披露です。

自慢話よりも、自分の弱みや失敗をさらけ出すエピソードは、聞き手の共感を呼びやすく、一気に心の距離を縮めることができます。

受講者の皆さんも、日常のちょっとした、やらかしをネタに変えていくことにチャレンジ。

披露された話で、とりわけ面白かったものをご紹介いたします。


カナダに留学されていたOさんは、現地で暮らし始めて数か月が経過し、髪の毛がかなり伸びてきたそうです。「そろそろカットせんと」と、訪れたお店は中国人の男性が美容師のお店。

どちらも英語があまり話せず、ジェスチャーをまじえての必死なコミュニケーション。

店員さんは、おもむろに「OK。1か2のコースを選びたまえ」とOさんに確認します。

Oさんが「1でお願いします」と答えると、店員さんは指でOKサインを作りました。

直後、ウィーンという音が聞こえたかと思うと、Oさんの後頭部に冷たい感触が……。

バリカンが当てられ、容赦なく刈られていくOさんの頭。「1は坊主だったのか」とあきらめて、坊主頭になったというお話でした。

ちなみに、そのあと、周囲の人間から「兵役に行くのかい?」などといじられたそうです笑

 

瞬発力と想像力を鍛えるものボケへの挑戦

続いて、小道具を何かに見立てて一瞬で笑いをとる、ものボケに挑戦しました。

もともと、落語家が扇子や手拭いを箸や手紙に見立てるなど、小道具を使った笑いの歴史は古いもの。

かつては小道具ギャグなどと呼ばれていましたが、2005年頃の人気番組をきっかけに、モノボケという名称が定着しました。

今回のワークでは、お玉杓子を遮眼子に見立てて、視力検査とボケるような王道の見立てから変化球まで、さまざまなアイデアが飛び出しました。

目の前にあるものをどう定義し直すか

いかに短時間で、かつシンプルに伝えるか

この瞬発力は、漫才やトークだけでなく、あらゆる表現活動において重要な、視点の切り替えを養ってくれます。

ケンさんは侍…ではなく、鳥になりきり仕掛けられた餌に近づくというモノボケに挑戦。

戸田先生も「たくさんのアイテムを組み合わせるアイデアが素晴らしいです!」と笑顔でした。

たくろう赤木さんのツカミを体験

最後は、2025年のM-1を優勝した、たくろうの赤木さんによる独特な自己紹介のツカミに挑戦しました。

きむらバンドさんの自己紹介に続き、赤木さんが、「〇〇の〇〇、赤木です」と、シュールなフレーズを添えるスタイルです。

今回は、おねしょの達人や、ちくわの穴、元サイコパスといった例を参考に、受講者それぞれが自分なりのフレーズを考案しました。

自分のキャラクターをどう一言で裏切るかや違和感のある言葉をいかに堂々と放つかがポイント。

戸田先生の小気味いい回しで、リズムが生まれたくさんの面白回答が爆誕!

「元コロコロコミックのグラビアをやっていた〇〇です」という、角度の異なる回答が出たことで、全員が爆笑。

こうしてラリーの中に身を置くと、ひとりでは出せない答えがふいに飛び出すことも珍しくありません。

このワークを通じて、型の中でボケる面白さと、そこに乗せる個性の重要性を肌で感じることができました。

次回のお笑い塾ビギナーコース・ライトの授業は2月でございます。

今年は、ボケに関するワークが増えて、より一層盛り上がりそうですね。

また次回も、よろしくお願いいたします!

大阪お笑い塾

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