「ジミー大西最強説」~天然はフリオチなど無関係~

大阪お笑い塾の授業の中で、よく『フリとオチ』『フリとボケ』について触れます。

若手芸人さんとネタについて話している最中に「フリが弱かったです」「フリを丁寧にしたら、笑いが増えました」といった内容を耳にすることがあるのも確か。

それほど、『フリオチ』はお笑いにおける鉄板ロジックといえるでしょう。

しかし、そういった論理が全てに当てはまるわけではありません。

天然と称される人は、生まれ持った素材の強さ、キャラクターの強さによって『フリオチ』など、一瞬で吹っ飛ばす破壊的な笑いを見せることがしばしばあるのです。

『フリオチ』の笑いは、ロジックと関連している分、その構造を理解し一度、味わってしまうと、同じものを見ても、それほど笑えなくなるもの。

『フリオチ』の笑いが、意外性や裏切りによって起こるため、これは極めて当然といえるでしょう。

ジミー大西・最強説

痛飲した翌日の起きてすぐ。まだまだ気分がダウナーで乗らないとき、僕は決まってジミー大西さんの動画を見ます。

ジミーさんの動画を見ながら、幸せな気分に包まれたあと、仕事モードに切り替えをはかり稼働するのです。

ジミーさんといえば、天然系芸人の超大御所。

松本人志さんが、ドキュメンタルに何度もジミーさんを招いているのも、やはり替えがきかない類まれなる人材だからでしょう。

率直にいうと、ジミーさんの動画を見ていると、人ではなくジミー大西という生き物を見ているような気持ちになります。

みなさんも、赤ちゃんや子犬の動画を見ていると、自然に顔がほころびますよね?

ジミーさんに対する反応は、もっと強烈なものであるものの、何度見ても感情を揺さぶられるという意味では、ジミーさんと赤ちゃんや子犬は同じカテゴリーだと感じています。

興味をお持ちの方はぜひ「ジミー大西 カンキツケ」でYouTube内を検索してみてくださいね。

「ジミー大西 カンキツケ」の動画、僕は100回以上見ていますが、未だに毎回、同じ熱量で爆笑しています。

意図的に笑いをとりにいかない分、天然芸人はある意味、お笑い界において最強といえるかもしれません。

高田豪(大阪お笑い塾・代表)