お笑い塾・俳句部

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大阪お笑い塾・俳句部の活動報告 第73回「写俳」

第73回 LINE句会 焚火ゆれバーボン流し自己陶酔 作・泥池闇人 隠し酒ちびりちびりとソロキャンプ 作・結若葉 揺れる火と揺れる男のキャンプの夜(よ) 作・種中ひとつ キャンピング寛ぐ伯父は絵になりて 作・結花 リストラや心くゆらせ雲の峰...
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大阪お笑い塾・俳句部の活動報告 第72回「川」

第72回LINE句会 「川」 涼の術果て川を書く酷暑かな 作・種中ひとつ 夕焼けや祖母が迎えにメダカ取り 作・泥池闇人 川の字で寝る子暑くて親を蹴り 作・結花 沢歩き山女魚に向いては逃げられ 作・結若葉 F分の一を進呈石清水 作・亀歩
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大阪お笑い塾・俳句部の活動報告 第71回「目、まなこ」

第71回 LINE句会 「目、まなこ」 美少女も水眼鏡して宇宙人 作・結若葉 母は目を子は歯を手術雨の鬱 作・種中ひとつ 夏日浴び眠る猫の目幸溢れ 作・結花 秋田犬俺の水路や細める目 作・亀歩
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大阪お笑い塾・俳句部の活動報告「第70回LINE句会 兼題→黒いもの」

第70回 LINE句会 黒いもの 黒帯を気合い入れ結夏試合 作・結花 白シャツへ転びぶちまくイカの墨 作・結若葉 老け枯れて無い黒ねだり髪を染め 作・種中ひとつ スイカ割り玉をすり替え黒笑い 作・亀歩
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大阪お笑い塾・俳句部の活動報告「第69回LINE句会 兼題→夏の果物」

大阪お笑い塾・俳句部の活動報告「第69回LINE句会 兼題→夏の果物 異邦人パイン頭のヘドバン群 作・亀歩 デコボコも愛しき庭のいちごかな 作・結若葉 いまいずこパイナップルでテンアゲは 作・種中ひとつ パクパクと西瓜を食べる子親笑顔 作・...
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大阪お笑い塾・俳句部の活動報告「第68回LINE句会 兼題→紙」

第68回 LINE句会「紙」 白い紙夏景色描かれ色付きて 作・結花 バーベキュー紙皿の肉の有り難み 作・結若葉 青嵐の紙飛行機は空(そら)を突く 作・種中ひとつ 河童忌や頭へ紙皿泥酔鬼 作・亀歩
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大阪お笑い塾・俳句部の活動報告「第67回LINE句会 兼題→汗」

兼題「汗」 暑さ耐え汗拭きつ行く外回り 作・結花 汗走るスーツアクターショッカーも 作・種中ひとつ 今はもう汗疹跡無き三十路過ぎ 作・結若葉 汗かかぬ働き蜂の骸かな 作・亀歩
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大阪お笑い塾・俳句部の活動報告「第66回LINE句会 兼題→夏の生き物」

第66回LINE句会 兼題→夏の生き物 行き善(よ)いとひぐらし誘う神隠し 作・種中ひとつ ナメクジや何処からきて何時帰るのか 作・結若葉 ホトドギス往来見つつ歌う声 作・結花 色褪せぬ信楽蛙のえびす顔 作・亀歩
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大阪お笑い塾・俳句部の活動報告「第65回LINE句会 兼題→金」

第65回LINE句会「金」 出先にて並ぶ夏服にお金飛び 作・結花 白靴や貧乏ゆすりのお金持ち 作・亀歩 母の手と銭握り締め夜店見る 作・結若葉 花散りて酒が飲まれた金屈巵(きんくつし) 作・種中ひとつ
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大阪お笑い塾・俳句部の活動報告「第64回LINE句会 兼題→器」

第64回 LINE句会「器」 火器と花器悲哀燃やすな喜楽咲け 作・種中ひとつ 薄闇や器に残る枇杷の汁 作・亀歩 棚奥に謎のギヤマンお婆ん家 作・結若葉 涼しげな器に料理意欲湧き 作・結花