第14句 すなっ句

お笑い塾・俳句部

フードから昨日の花びら春の朝 結若葉
桜達新人達待ち雨負けず 結花
桜には肖像権などなかりけり 亀歩
花日和ゴミ車が通る現実よ 種中ひとつ
春改編チューニングせな推し終わる 種中ひとつ
録音のラジオに寝落ち夜半の春 結若葉
春眠やラジオの裏の高鼾 亀歩
春日浴びラジオ聞きつつ叔母眠り 結花
無住寺やドローンの影が映りけり 亀歩
春の海サーファー泣かす穏やかさ 結花
みかん咲く親父は歌う藍美代子 種中ひとつ
泣けど誇らかに上向く冬の花 種中ひとつ
助手席で地図開いては目借り時 結若葉
春日入る革靴光る新社員 結若葉
蜆汁酔い人治すと張り切りて 結花
取り返しつかないけれどそれが春 亀歩

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