第22回LINE句会のテーマは「旅館」。
下記のような5句が出そろいました。
惚れ直す湯上がる君の旅浴衣 作・美星彗
艇長忌遺族と間違う女将かな 作・種中ひとつ
旅籠屋の打ち水作る虹の橋 作・結花
汗女将うなじ乾かすあいの風 作・亀歩
ほどけては母に結われる浴衣帯 作・結若葉
種中さんは、佐久間勉艇長の詳しく、「艇長忌遺族と間違う女将かな」は佐久間艇長のことを詠んだ句。
結花さんの、打ち水でできる小さな虹というのも、俳句のスモールワールドを表しており、俳味がたっぷり。
次回の兼題は「海」となります。
そろそろ梅雨明けし、本格的な夏が到来しそうな気配。
さて、次回はどんな句が生みだされるのでしょうか。
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