「第18回OSAKAお笑い寄席」のレポート

2023年7月8日、玉造にある「ライブ喫茶亀」で、第18回目のOSAKAお笑い寄席が開催されました。

ライブのレポートをお届けいたしましょう。

画像が荒くて、申し訳ありません。

本日は、たかたかやまのおふたりが初MC。

息が合っており、自然と笑顔弾けます。

この日も温かいお客様にご来場いただいたこともあり、笑いやすい空気がすぐできあがりました。

それでは印象に残った演者さんをご紹介していきましょう。

こちらは初登場のナマステ浅野さん。

3PEACE所属の謎の外国人タレント。神秘のベールに包まれているナマステ浅野さん。

また次回の登場は、あるのでしょうか！？

こちらはアカソフさんのピンネタ。

彼女を怒らせて攻撃を受けるというシチュエーションなのですが、ネタが進むにつれて思いもよらぬ展開に。

実際にどういう彼女かが、だんだんと浮彫になる面白さがありました。

回を重ねるごとに、自分達の間が作れてきている、たかたかやま。

コントにも挑戦されましたが、漫才の方がよりおふたりの良さを出せる感じがしました。

お笑いコンビは、信頼が重要。

「どうボケれば、どうツッコんでくれるか？」を共有できるようになると、肩の力が抜け良いテンポの漫才ができるようになります。

これまで多くの相方とコンビを組んできたツッコミの高橋さん。

時間がかかったものの、最良の相方と巡り合えたのではないでしょうか？

こちらは鉄道芸人のしろみずさん。

伝統芸といっても過言ではない！？　フリップ芸を今回もさらりとやられ笑いをとっておられました。

おじさんをモテモテにするコーナー！

OSAKAお笑い寄席では、毎度マニアックなコーナーを企画しております。

今回行ったのは「おじさんをモテモテにしよう！」というコーナー。

出演する3名のおじさんには、各々女性がついてプロデュースを行うというもの。

コーナーの司会は、塾長と幸太郎さんが担当されます。

さてひとりめのモテおじ白水さんを、シアリスのおふたりがコーディネート。

両手に花状態の白水さんが持っているのは、スイカのビーチボール。

いつもは交通系ICカードのSuicaをネタで使っておられますが、今回はフルーツのスイカを使ってポーズ！

続いてのおじさんは、天ぷら十年ナガサワさん。

JKアイドル芥子壺さんのダンスを全力オタゲーで応援することにより、女性の気持ちへの理解を深め、モテオジになろうという試み。

気持ちがあふれ、芥子壺さんよりも前に出て応援する一幕も…（笑）

ちなみに天ぷらさんが着ておられる赤いシャツには「I　LOVE　芥子壺」という文字がプリントされていました！

3人目のおじさんは、3PEACE所属のよこたつやさん。プロデュースを担当されるのは栗尾さんです。

よこさんは、おじさん体型してますが、まだ26歳。

「俺、最年少なのに、おじさん枠ですか！？」と少々、不満顔。

「今のうちからフェイスケアをやってれば、モテおじになれますよ」と、ニベアをよこさんに塗りたくる栗尾さん。

よこさんの顔面が見る見る白色に変色！

なすがままの、よこさんでした。

「誰が一番モテおじになれたのか？」は、お客様の拍手の量で決めることに。栄えある優勝者は……

天ぷら十年ナガサワさん！

プロデュースを担当した芥子壺さんもこの笑顔。

見事、キングオブ・モテおじの座に輝いた天ぷらさん！

MCでも、この姿で出てきた天ぷらさん（笑）

「いつまでその格好してるねん！」と高橋さん。

さて後半は、3PEACEブロック。

コーナーで大活躍だった、よこたつやさんは切ない女性キャラを熱演。

アスリートからのプロポーズを待ち続ける女性の嘆きを巧みに表現されました。

嘆きは、笑いになりやすい感情ですね。

ユウシテッセン山本ォォオさんは、マフィアの仲間に襲われた男を熱演。

渾身の表情ですね！

「まさかボスに対して、そんな思いを…！？」という大きなどんでん返しがあり、客席から笑い声が上がっていました。

トリは男塾の漫才。

漫才をメタ的な視点からツッコむ、捻りのあるネタ。

トリらしく締めにふさわしい漫才でした！

エンディングも、わちゃわちゃ盛り上がり、あっという間の90分！！

コツコツ続けてきたOSAKAお笑い寄席も、今回で3年目となりました。

これもひとえに毎回、足を運んでくださっている温かいお客様と、スタッフさんのご協力があってこそ。

演者一同、さらなるオモロイことを探して精進してまいりますので、引き続きよろしくお願い申し上げます。

次回のOSAKAお笑い寄席は、9月9日の土曜日14時開演。

年内に20回を達成できそうなペースですので、気合が入りますね。

以上、第18回OSAKAお笑い寄席でした。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました！

写真・文　高田豪（大阪お笑い塾代表）