こんにちは。大阪お笑い塾の代表の高田豪です。
10月12日に開催された「キングオブコント2024」をテレビで鑑賞しました。
僅差も僅差で、年々レベルが上がっているのを実感!
いずれのネタも、めっちゃ面白かったです!!
今回は「ネタの中で表出される感情」という視点で、ネタを拝見しました。
コントの中に限った話ですが笑顔のお笑い芸人が、ほとんどいません。
笑うキャラだったり、一瞬、笑ったりというのはあるものの、基本的に芸人さんたちは怒鳴りあったり悲しんだりと、ネタの中でネガティブな感情をどんどん表出します。
ちなみにネタ終わりに、ダウンタウンの浜田さんや審査員との掛け合いで、ようやく緩み笑顔を見せる人は結構いらっしゃいました。
緊張が続く状況とはいえ、ネタが終わった直後は、ほっとされるんでしょうね。
爆笑王の桂枝雀さんは「笑いは緊張と緩和によって成立する」というキンカンの法則を提唱されました。
最初から緩んでいる状態だと、そこから笑いを生み出すことはできません。
張り詰めた緊張感があり、緊張がどんどん高まりそれがベストのタイミングで緩めば爆笑が生まれます。
みなさんも今後「どういう感情表現が多いのか?」という視点で、ネタをご覧になると新しい発見があるかもしれないですよ。
高田豪(大阪お笑い塾代表)
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