早いもので、今年も残すところ三カ月を切りました。
コロナの方も、今は落ち着いている感じですね。
今日は、ラッパーのあたりめ島田さんが遊びに来てくださいました。
お笑い塾のネトラジにゲスト出演してくださり、MCの高橋さんの質問に対して丁寧に答えてくれています。
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あたりめ島田さんは、授業にも快く参加してくださいました!
凹凸と仕事の関係
9月下旬に豊中の岡町でやらせていただいたOSAKAお笑い寄席。
ありがたいことに、ここから色々な広がりがありました。すでに他のイベントへの出演のお声がけがあった塾生さんが、数名おられます。
全てにおいて言えることですが、自身がはハマるところを見つけるのは非常に大事です。
凹凸という漢字があります。ひとつの四角→□をふたつに切り分けると、凹凸になります。
案件の発注と受注は、凹と凸の噛みあいです。自身がハマるところを探し出せるかが重要。そして他者から、形を認識してもらい「この人だったら、ここにぴったりハマるはず!」と思ってもらうこともまた重要なのです。
技術に走りすぎるとハマる場所がなくなる理由
一般的に高い技術があることは良いこととされています。
令和の世の中は超情報化社会。マニュアルやフォーマットがあふれています。テクニックやノウハウの習得方法の情報も、そこかしこにあります。
しかしこれが結構危険なところもあって、目的のない技術習得に明け暮れた結果、ハマる場所が見つからなくなる現象だってあるのです。
凹凸の凸が演者側だとして、凹がイベント、共演者、お客さんになるかもしれません。
あまりに一点だけ尖りすぎた技術は、受け皿がなくなりコアな人間しか理解できないものとなります。
落語の動物園というネタは、落語という文化を知らない海外の人が見ても笑うのだとか。
たくさんの人が笑えるネタには、色あせない普遍性があり、共感があるもの。
ここを忘れて、自分がやりたいもののみをただただ突き詰めすぎると、ハマるところがどんどん減ってくるのではないでしょうか?
本日の課題「自分のコピーロボットがいたら?」
藤子・F・不二雄先生の代表作『パーマン』。こちらの作品の主人公の須羽ミツ夫君は、パーマンとしてヒーロー活動をする期間、不在を怪しまれないためにコピーロボットを使って自分の複製を家においておきます。
今回の課題は「もし自分のコピーロボットがいたらどう感じるか?」「コピーロボットを使って何がしたいか?」。
各々、発表していただきました。
シアリスのツッコミ担当・畠山さんは自宅でゆっくり眠るのが大好き。
寝具に対するこだわりが強く、いかに快適な眠り方ができるのかに強い関心があります。
彼女はコピーロボットを寝具売り場に派遣して、どのベッドや布団、枕が良かったかなどをリサーチしたいと話していました。
寝具に対するただならぬ興味が伝わりますね!
あたりめ島田さんも参加してくださいました!
手の動きからして、すでにラッパーっぽさが出ていますね。
「YO!YO!コピーロボット?必要ねえさ!なぜなら俺は、あたりめ島田!オリジナリティ!それしかないしぃ♪俺の模倣は、許されないしぃ♪」
☝こちらは高田の勝手な創作です(笑)すみません!
読書家の島田さんは、ドッペルゲンガーに絡めたコピーロボットの使い方をして、人をまどわせるという、面白い切り口で話してくださいました。
ちなみに、あたりめ島田さんによく似た人が全国津々浦々に出没するようで、しょっちゅう「この前、あそこにいたよね?」と声をかけられるそうです。
毎回盛り上がるネタ披露のお時間!
今回も盛り上がったネタ披露のレポートをお届けしましょう。
毎回2本ずつネタを持ってきてくれる芥子壺さん。
今回も青い化け物ちゃんネタを2本披露。2本目の方が共感できる箇所が多く受けも良かったです。
他の塾生さんからは「だんだん青い化け物ちゃんに愛着がわいてきた」という意見が出ていました。
我が塾が誇るヒーローといえば、トマト刑事トマティーン?!
最近、塾ではヒーロー熱が高まりつつあります。
おや?またこちらにもヒーローらしき人影が……。
この後ろ姿はもしや……!?
……………、、、
何とエンラエンラ碓井さんでした。
ヒーローが配達員をするという、面白い掛け合わせのネタ。
ビジュアルや大枠はかなり面白いものがありますので、設定を詰めて「お客さんに何を届けたいか?」を明確にすると、かなり受けがよさそうなネタになりそうです。
ヒーローの先輩トマティーン?からは、所作への演技指導!
手を手前に引くという動作を意識することで、動きに切れを出せるそうです。
空手やキックボクサーの経験があるトマティーン?。
武道の素養が遺憾なく発揮!そんな一場面でした!
エンラエンラ碓井さん2本目のネタは、医者のコント。
ガラリと衣装を変えてのチャレンジ。
「もう少し状況や絵が見えるとコントの世界に没入しやすい」という意見が出ました。
ひとりコントはどうしても表現に制限があるもの。演者が思い浮かべている情景をお客さんに届けることができると、受けやすさを上げられるのではないでしょうか。
そしてトリは、久しぶりとなったシアリスの漫才。
ふたりとも久々に漫才ができるとあって、とても楽しげ。漫才という演芸を満喫している感じが出ていました。
今日はなぜか、赤い衣装が多いですね(笑)
漫才の内容は、「突如、私YouTuberになりたい!」と言い出した塚田さん(写真左)に畠山さんが付き合わされるというもの。
ボケ数が多く、にぎやかなネタでした。
今回は長めにやっておりましたが、11/6(土)のOSAKAお笑い塾ライブに向けて、スリムにして仕上げていくとのこと。
本番でどのような仕上がりになっているか楽しみですね。
次回の授業レポートは、二週間後にお届けいたします。
それではまた!!
文・写真 高田豪(大阪お笑い塾代表)
コメント
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