2022年3月5日の授業レポート「ボキャブラリーテスト」「エピソードトーク」「3/12ライブのコーナー会議」

授業レポート&ライブレポート

大阪お笑い塾は、通常、毎月第2週と第4週の14時からが授業時間になっております。

3月は12日の土曜日にライブが入ったこともあり、第1週と第4週が授業という変則スタイルでやらせていただいております。

それではレポートにまいりましょう!!

ネトラジのゲストは芥子壺さん

毎回、様々なゲストに出ていただいているお笑い塾のネトラジ。

今回のゲストは芥子壺さん。手先が器用でアーティスト気質の彼女は、絵もお上手!

昭和歌謡をはじめとする好みの歌から、もし宝くじで大金が当たったら?という夢が広がる妄想話などを楽しく語ってくれています。

こちら↓からお聴きいただけますので、よろしくお願いいたします!

第24回大阪お笑い塾ラジオ『もしも宝くじで大金が当たったら?芥子壺編』

お笑いをする上で語彙は多い方が有利

お笑いは所作も大事ですが、やはり言葉をいかに扱えるかが問われます。

筒井康隆さんの実験小説に『残像に口紅を』という作品がございます。

世界から言葉が一音一音、消失していくという設定の小説で、使える言葉がどんどん少なくなっていきます。

『幽遊白書』でも、そういった描写がありましたね。

今回は「実際に50音の中で、一度使った言葉は二度と使えない」というルールで勝ち残りゲームを行いました!

ルール説明が終わると、教室に緊張感が漂います。

使える言葉がどんどん減っていくため、結構難易度が高めかと思われましたが、一文字で使える言葉などを駆使し、何周もすることに成功。

お笑い塾は、みなさんが台本を自ら書いたり演じたりする機会が結構あります。つまりアウトプットする機会が頻繁にあるため、ボキャブラリーの数も豊富なのでしょう。

今年起こった印象的な出来事は?

2022年もすでに3月上旬。この二か月ほどで感情が動いた出来事が多かった人もいらっしゃるでしょう。

今回の課題は、今年に入って印象に残った出来事。

最も盛り上がる話をしてくれたのは、シアリスのボケ担当の塚田さん!

ダイソーでのお買い物が三度の飯よりもお好きな塚田さん。今回、ダイソーで手に入れた便利な鞄の話をみなさんにする予定でした。

しかし何と本日、教室へ向かっていると持ち手の部分が本体からブチンッと千切れたのだとか……。

塚田さん「もうっ、こんなはずじゃなかったのに~!!」

それを目の当たりにした相方の畠山さんは「そんなことある!?」と、思わず噴き出してしまったそうです。

かなり中の部分が広く、物をたくさん入れられるため、入れすぎてしまったのかも!?

きっと思わず色々な私物を入れたくなる魅力が、ダイソーバッグにはあるのです!

こんなアクシデントで、へこたれないのが塚田さん。

同じ鞄をダイソーで再度、購入されるそうです。次は、千切れないといいですね!

 

鉄道芸人しろみずさんは、最初に「ポジティブ系とネガティブ系どっちが聞きたいですか?」と多数決をとってからのトーク。

どちらが来ようと対応できる引き出しを持っているのは「さすが!しろみずさん」という感じがいたしました。

3/12のライブに向けて企画会議

3/12(土)14時開演の、ライブ喫茶亀で行うOSAKAお笑い寄席は、トマト刑事トマティーンの企画を行うことが決まっています。

人気者のトマティーンはあちこちからお声がかかるため、スケジュールを押さえられるか心配でしたが、快く出演を引き受けてくださいました。

ライブはトマティーンに関するクイズが出題され、誰が一番正解数が多いかを競い合う形式。

トマティーン愛の強さが問われるクイズになりそうですね!

ネタ披露のお時間!

毎回、授業の最後にはネタのお時間がございます。

スタイリッシュに決めるかと思われた高橋さんですが、

人と待ち合わせをしている最中、突如、複数に襲われたという実体験を披露!

迫真の演技!! 良い表情ですね!

俳優のワークを受けるなど、感情表現に対してフォーカスし続けた成果がしっかり出ておりました。

 

アカソフさんは、桃太郎をモチーフにしたピンネタ。

感情を刺激する表情に定評があるアカソフさん。この表情は見る者を何とも言えない気持ちにさせます(笑)

お笑い塾では、ネタ作りにおける視点の勉強を繰り返ししてきました。

今回のアカソフさんのネタは、独自の視点が入っており、ここから丁寧に仕上げていけばかなりの武器になりことでしょう。

 

芥子壺さんは、3/12のOSAKAお笑い寄席でご披露する、青い化け物ちゃんネタの最終調整。

ファンタジー色の強いネタ内容ですが、自分をイジる部分を入れたこともあり、かなり見やすくなりました。

どのような形で、お客様の前でお目見えするか楽しみですね!

 

最後はシアリスのおふたり。

冷静な畠山さんと、マイペースに好きな動きをする塚田さん。

シアリスの持ち味は、優しい空気感。畠山さんが毒舌を発揮する場面も、ネタ中にはありますが、お互いの信頼関係がしっかり築かれているため安心して見続けられます。

ネタはジャスト4分だったので、削れる言葉を削って、あと30秒ほど短くすればさらに良くなることでしょう。

さて3/12(土)は、ライブ喫茶亀でOSAKAお笑い寄席がございます。

・13時45分開場

・14時開演

・入場料金500円(前売り・当日同じ)

・開場 ライブ喫茶亀(玉造から徒歩5分圏内)

ライブチラシをいつも作って下さる芥子壺さんのツイートを引用させていただきます!

ぜひお越しくださいませ。

まだまだウイルスが流行っておりますので、みなさんお体にはくれぐれもお気をつけくださいね。

またお会いいたしましょう!

写真・文 高田豪(大阪お笑い塾・代表)

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