2021年3月13日(土)大阪お笑い塾・授業レポート「名言を紹介しよう!」

授業前にはYouTube動画の撮影

本日は、授業前にお笑い塾のYouTubeチャンネルの撮影が行われました。

写真、左側はMCの畠山さん、右側はアカソフさん。

普段から、よく話していることもあり、和気あいあいとした雰囲気で撮影は行われました。

以前、授業内でおふたりが即興ネタのエチュードをやった際には、こんなことに……!?

突然、椅子の上に上がった畠山さんに「聞いてないよ~…」とビビるアカソフさんの図(笑)。

どのような内容になったか下記の動画でご確認くださいませ!

3月20日の授業レポート

さて、それでは授業レポートに入っていきましょう!

お笑いのネタで使われている要素は、大きく分けると

  • バーバル(言語)
  • ノンバーバル(非言語)

に分類できます。

ノンバーバルコミュニケーションも、非なる言語なわけで、言語を基準にした枠組みの中に入れられているということは、言語の範疇ということもできそうですね。

さてこの日の授業では、言葉を掘り下げる試みをしました。

名言紹介で言葉を掘り下げる

お笑い塾では授業の一週間前から課題をお出しすることがあります。

今回は「あなたの心を動かした名言」というテーマ。

ちなみに私は落語作家なこともあり、立川談志師匠の「上品とは欲望に対する動作のスローモーなやつ」というものが好きです。

夜のスーパーで半額などの見切り品を見つけた際に、音速で動きそうになる自分に「欲望に対して動作が早すぎるぞ!」と、いつも言い聞かせています(笑)。

この日は、株式会社3PEACEからユウシテッセン山本ォォオさんが参加してくださいました。

野球が大好きな山本さんは、故・野村克也さんがよく用いていた言葉をピックアップ。

思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。

こちら↑の言葉は、色々な場所で引用され、マザー・テレサ、ブッダ、ガンジーが口にして広まったという説、アメリカのスーパーマーケットの創始者であるフランク・アウトローという説があります。

諸説あり誰が言いだしたものかわからないものの、これだけ伝え広がっているということは、素晴らしい言葉であることを証明していますね。

お笑い塾の若頭、アカソフさんは名作アニメ『カリオストロの城』の最後のセリフを選択。

「ヤツはとんでもないものを盗んでいきました。あなたの心です」という銭形警部のセリフはあまりに有名。

ジブリ映画を含めても、「宮崎監督のアニメの中で『カリオストロの城』が最も好き」という人は少なくないでしょう。

畠山さんの選んだ名言は「人を守ってこそ、自分も守れる。己のことばかり考えるやつは、己をも滅ぼすやつだ!」

何と黒澤明監督の名作『七人の侍』よりチョイス。

渋すぎますね!

志村喬さん演じる島田堪兵衛が、己の保身ばかり考えて自己中心的な行動をとる農民に向かって言い放った、鬼気迫るセリフ。

お笑い塾ではよくチームワークの大切さをお伝えしています。これまでの授業やライブを通して、畠山さんも何か感じるものがあったのかもしれません。

ちなみに黒澤映画に絶賛ハマリ中の彼女は、週一ペースで黒澤作品を見ていっているのだとか。

ぜひまた心に残ったセリフを教えてもらいたいものですね。

作品内の言葉というのは、部品か、それ以上の役割を果たします。

お笑いネタの中に入れるセリフも、一か所を抜き取っただけで、ある程度の世界観を伝えられることが理想です。

例えば「命より大事な銭貸しとるんや!」というセリフを耳にすれば、あなたは何を想像しますか?

こちらは『難波金融伝・ミナミの帝王』の主役、萬田銀次郎のセリフ。

まずお金のことをと表現している時点で、剣呑なにおいが漂います。

そして「命<銭」と言い切っていることで、銭原理主義者と判明。

すなわちお金に、まつわる仕事に従事している人ならではのセリフなのです。

キャラクターのにおいまで、まとっているセリフは相当、伝わるものがあるのは事実。

コントを作る際にでも、そのキャラクターならではのセリフというのに注目してみましょう。

碓井氏のネタが大絶賛された日

最近、面白さが増したといわれる碓井さん。

彼は、上方の噺家さんへ落語台本を書いていることもあり、作家としての腕は以前より定評がありました。

この頃、「自分がどのキャラを演じれば受けるのか?」というお客さんの目線を、以前より強く意識できるようになってきたと映ります。

マニアックな知識をふんだんに持つ碓井さん。

彼がこの日、持ってきたネタはオタクのサークルに女性が来たことで、どんどんおかしな方向へ行くコント。

『オタサーの姫』に翻弄されるオタサーの人々を、これほど的確に描き出せる人は稀有。

ものすごい量の笑いが沸き起こり、これまでたくさんのネタを目にしてきたユウシテッセン山本ォォオさんも賛辞を送っておりました。

いくらテキスト上でネタがしっかりしあがっていても、受けないことがあります。

ネタは誰がどのように演じるかが非常に大切

お笑い界隈では「ネタが浮く」「ネタが合っていない」という表現をされますが、反対にフィットしているネタは、自然と笑いを湧き起こすもの。

それをこの日の碓井さんは、しっかりと証明してくれたのでした。

他の塾生さんたちも、強い刺激を受けたのではないでしょうか。

以上、2021年3月13日の授業レポートでした。

さて4/3 17時からは、お笑い塾の発表会ライブ『OSAKAお笑い寄席』が玉造にあるライブ喫茶亀で開催されます。

昨年秋からスタートした塾の主催ライブも、早いもので4回目となりました。

上記チラシのイラストは塾生さんの芥子壺さんが描いてくださいました!

ライブ喫茶亀へのアクセスは下記からご確認くださいませ。

アクセス

それでは、またお会いしましょう!

写真・文 高田豪(大阪お笑い塾・代表)

 

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