まだまだ残暑が厳しいですが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
本日のお笑い塾は、「まかなん」にて開催いたしました。
座学をしやすいのが「まかなん」の特徴。
「まかなん」では、床に座っての講義になりますので、いつもとは違う雰囲気の中、講義が行われます。
お笑い塾の授業がある際に、ネトラジの収録も併せて行います。
MCの高橋さんが、新塾生の天ぷら十年ナガサワさんに「お笑いを始められた経緯」など、色々なことを尋ねておりますので、
下記▼のリンクからぜひお聴きいただけると幸いです!
第36回大阪お笑い塾ラジオ『天ぷら十年ナガサワさんてどんな人?』
岡町ライブの動画を見て、振り返ろう
2022年5月29日に、ほたる企画さんのご協力で豊中市立伝統芸能館にて、出張版OSAKAお笑い寄席をやらせていただきました。
テレビ画面に映し出されているのは、当日トップバッターを務めてくれたシアリスのおふたり。
みなさん、自らのネタ動画やお笑い塾メンバーのネタ動画を食い入るように見入っておられました。
画面手前にいるのは、エクストラ高橋さん。
彼は自身のネタを見ながら、しきりに「あそこの間が悪かった」「もったいない…」と悔しがっていました。
こうして映像で確認することにより、客観的に良かったところ、改善点などを認識しやすくなります。
本番は、お客さんの前でネタをするため、練習とはテンポや間が変わることも。
100回の練習よりも、1回の本番の方が重要とはよく言われること。
これはその通りで、緊張しつつも本番を経験すると、どこで笑いがきやすいのかや、どこを修正すればいいかが一目瞭然。
特に伝統芸能館のように、大きな舞台を踏むのはとても良い経験になること間違いなし!
またこうした機会をいただけるのであれば、こうしてみなさんと一緒に振り返りたいと思います。
ネタ発表!
データ分析を得意とするエクストラ高橋さん。
今回は、年収というテーマに挑みました。
情報紹介系のネタではあるのですが、それだけで終わってしまうともったいない……。
情報を伝えた後に、高橋さんの立ち位置や思うことなど、感情を込めて話せば、さらに生き生きとしたネタに仕上がるでしょう。
芥子壺さんは、前回のOSAKAお笑い寄席で披露した、複数のキャラクターを演じ分けるネタをやってくれました。
お笑いのネタは冒頭で「何を伝えるか?」が鍵を握ります。
「こうやって楽しむネタですよ!」ということを上手く提示できれば、お客さんをネタの中へと引き込むことができます。
ネタのトリセツ的なものを凝縮し、冒頭で伝えることで芥子壺さんのこちらのネタはさらに笑いの量も増えるはず!
天ぷら十年ナガサワさんは、選挙演説のていで、日常にある細かな違和感やツッコミを受けずにスルーされているようなことに、細かく焦点を当てたネタをされていました。
天ぷらさんといえば、おじさんである要素を毎回、巧みにネタへ入れて笑いを誘います。
着眼点にオリジナリティがあり、日ごろの観察眼の鋭さを感じさせるネタのチョイスでした!
シアリスは、前回、披露した塚田さんが面接官を務める漫才コント。
シアリスのネタには、塚田さんがアグレッシブに動くパートが毎回入ります。
しかし、そこで間が空きくことも多く、畠山さんご自身も間の空きすぎを自覚していたとのこと。
今回のネタ見せで、その理由が判明。
台本上で、塚田さんの動きの指定をあまりしていなかったため、自由に動き過ぎてしまい戸惑ってしまうことがあると吐露した畠山さん。
フリーのパートの部分も残しつつ、「ここはこういう動きで」と指定する箇所を増やすいことで問題は、解決に向けて動き出しそうです。
11/5(土)には、ライブ喫茶亀でOSAKAお笑い寄席を開催。こちらのライブへ向けて、早くも動き出しているお笑い塾のみなさん。
年内最後のOSAKAお笑い寄席で、どんなネタが上演されるのか、今から楽しみですね!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!!
文・写真 高田豪(大阪お笑い塾代表)
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