こんにちは。大阪お笑い塾の代表の高田豪です。
本年も、大阪お笑い塾をよろしくお願いいたします。
今年の大阪お笑い塾は始動が早め。
1/6(土)すでにOSAKAお笑い寄席というライブが開催されました。
まずはそちらの模様をお伝えいたしましょう!
満員御礼だった第21回OSAKAお笑い寄席
2024年の大阪お笑い塾は、1/6(土)のお笑い寄席からスタート。
11月は、十三のシアターセブンで第20回記念を開催させていただきました。
今回は、ライブ喫茶亀での開催。これまで亀さんにはたくさんお世話になりましたが、今年も引き続きお世話になる所存です🐢
こちらは本番前の一風景。
写真の右奥で佇んでいるハットの男性は大阪男塾の冷静沈着ツッコミ・幸太郎さん。そのお隣にいるのは、ユウシテッセン山本ォォオさんです。
そしてそして赤いヒーローが、トマト刑事トマティーン!
久しぶりにお笑い寄席への帰還をはたしたトマティーン。
某有名プロ野球球団からのお仕事をいただくなど、昨年のトマティーンは大忙し。しかし「年始はお笑い寄席で、ぜひネタをお披露目したい!」という熱い思いがあり、時間を作ってくださいました。ありがたいですね。
それではライブの内容を振り返りましょう。
MCを務めてくれたのは、たかたかやまのおふたり。
去年はM-1にチャレンジするなど、ふたりで出る舞台が増えました。
序盤から息の合ったトークで、会場を温めてくれた、たかたかやま。
1/6と年明けから数日しか経っていないタイミングにもかかわらず、客席は立錐の余地がないほどの満員御礼。開演前から、すごい熱気でした!
この日はリピーターになってくださったお客さまだけでなく、新規の方も多く来場されていました。
今年のライブのトップバッターを飾ったのはシアリス。
畠山さんが塚田さんに鋭くツッコミを入れると、会場には大きな笑いが起こりました。
こちらは2023年に入られた犬飼さん、ケンさんによるユニットコント。
犬飼さんがケンさんに「今度のライブでコントしませんか?」と声を掛けたことでふたりのネタが実現。
このように普段ピンネタを披露している方同士で、実験的にユニットを組めるのもお笑い塾の特色です。
そんなケンさんのピンネタがこちら。
照明の下限もあって真っ白ですが…(笑)、かなり強烈なキャラ。
出てくるだけでインパクト抜群でした。
これまで少し声がこもるところもあったケンさん。しかし今回はしっかりとした発声になっていたので、舞台数増えることで着実に成長をされています。
こちらは今回、お笑い寄席デビューとなったツーヘッドドラゴン極楽さん。
歯磨き粉を販売する会社の面接を受けることになった男性の葛藤を、巧みに演じわけられました。
お笑いは緊張と緩和だけでなく、本音と建て前のスイッチングも見せやすい要素。
しょっぱなの舞台から、しっかり構造的にネタを作られていたツーヘッドドラゴン極楽さんの今後に乞うご期待!
そしてわれらがヒーロー、トマト刑事トマティーンも、しっかり笑いをとりバトンをつなぎます。
この日のコーナーは、男塾・幸太郎さんのバースデー企画。
女性陣が幸太郎さんに愛あるアピールをするという一幕も。
お笑い塾の濃厚すぎるコーナーは中毒性があるようで、「今回のコーナーは、どんな内容ですか⁉」と楽しみにされている人も少なくないようです。
次回のお笑い寄席でも、また濃厚なコーナーを考えていますのでお楽しみに!
とりはやっぱり大阪男塾。しっかりとした漫才で、本年度一発目のお笑い寄席を締めくくってくれました。
こちらがエンディング。
ん~控えめに申し上げてもキャラが濃すぎますね笑笑
次回のお笑い寄席は3/2(土)14時開演。
会場は同じく、ライブ喫茶亀🐢。
次回は第22回とぞろ目ですね。今年も二ヵ月に一度、お笑い寄席の定期ライブ「OSAKAお笑い寄席」を開催し続けますので、みなさんよろしくお願いいたします!
MBTI診断で自己理解を深めよう!
最近、流行のMBTI診断をご存じでしょうか?
質問に答え16タイプの診断をするというものですが、数年前からブームになりつつあります。
興味を持たれた方は下記のサイトからどうぞ▼
今回は「塾生さんがどのタイプに該当するのか?」を、まずチェックしていただきました。
もちろん、この診断はあくまで自己理解のためのツールであり、絶対的なものではありません。
性格類型の研究はドイツの精神科医エルンスト・クレッチマーが有名。
MBTI性格診断の源流はカール・ユング。
ユングはフロイト、アドラーと並ぶ三大精神科医のひとりですね。
ユングの興味深いところは、占いに大きな影響を与えている点です。
占星術占いをされている鏡リュウジさんも、ユング心理学を学ばれたうえで占いのお仕事をされているようですね。
さてシアリスのおふたりの診断が興味深かったので、お伝えしましょう。
写真右手の畠山さんは指揮者(ENTJ)で、写真左側の塚田さんはエンターテイナー(ESFP)でした。
指揮者(ENTJ)は、自他に厳しくリーダーシップがあるアイデアマン。
エンターテイナー(ESFP)は、楽しいことが好きな明るい楽天家。
まさにシアリスの特徴を表しているといえそう。
凹凸がぴったり合っているので、コンビの呼吸もバッチリなのですね。
芥子壺さんは、論理学者(INTP)タイプ。
好奇心旺盛で思考することが大好き。
芥子壺さんといえば昨年「PREP法でネタを考えています」と教えてくれましたが、論理ベースで構造的にネタを考えられるのは論理学者タイプゆえかもしれないですね。
黒服に身を包んだケンさん、彼は巨匠でした。
言われてみれば急に巨匠感が感じるがの摩訶不思議…笑
ほとんどタイプがかぶることがなく、お笑い塾のキャラの幅広さを実感できたMBTI性格診断でした。
こちらの性格診断は、ビジネスの場でのアイスブレイクとしても用いられることが少なくありません。
ぜひあなたもゲーム感覚で、診断してみてくださいね。意外な発見があるかも?です。
ネタ見せ
それではいつものようにネタ見せにまいりましょう!
芥子壺さんは、過去の犯罪と現在の犯罪を比較しながらのトーク。
着眼点は面白いので、犯罪という緊張の強くなりがちなテーマを扱う際「どうすれば緩和の要素を入れられるか?」を考えると、見やすいネタになりそうですね。
しろみずさんは、3/2のライブに向けた新ネタを披露してくださいました。
お笑い塾では「天丼芸のしろみず」の異名を持つ、しろみずさん。
繰り返しの構造、繰り返しのキーワードを意識して作ることで笑いどころをわかりやすく提示できそう。
6分ほどのネタになりましたので、2割ほど削れば見やすいボリュームになります。
犬飼さんは、ご両親と出身地にまつわる漫談をしてくださいました。
実は授業が始まる前にミカン🍊を配ってくださったのですが、それがネタにつながるという巧みな伏線回収。
犬飼さんは、見る側の心理を自在に誘導するのが得意。
「こっちへひきつけて、このオチで裏切る」という技術を入塾当初から習得されていたのは恐るべしですね。
3/2のライブで犬飼さんがどんなネタを上演してくださるのか、今から楽しみです。
指揮者とエンターテイナーが見事に融合したコンビ、シアリス。
今回は珍しく温厚な塚田さんは、ある出来事に対して「許せない!」と怒り出すところからネタが始まりました。
シアリスのネタといえば、塚田さんの演武がおなじみ。しかし今回は演武なしで、おふたりが連携する動きで笑いを誘っておられました。
コンビを組んで数年になるシアリスですが、新境地かも!?
このネタをブラッシュアップしていけば、また新たな可能性が広がりそうな予感。
シアリスの今年の飛躍が楽しみですね!
さて次回のお笑い塾は、1/27(土)14時から、イマイビルで開催されます。
今年もまた新しい塾生さんが増えていくであろうお笑い塾。
どのような一年になるのかワクワクしますね。
それではまたお会いしましょう。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
写真・文 高田豪(大阪お笑い塾代表)
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