こんにちは。大阪お笑い塾の代表の高田豪です。
7月下旬から9月上旬まで、M-1の一回戦が行われています。今年はお笑い塾から3組のコンビがM-1へ出場します。
その半分以上が初出場。こういった積極的なチャレンジは、他のお笑い塾の塾生さんたちにも刺激を与えることでしょう。
そして先日から始まったビギナーコース、新塾生の方が続々入塾されています。
詳細はこちら▼からご覧いただけます。
本日のお笑い塾は、場所を変えとあるコミュニティセンターの一室をお借りしての授業。
まずは授業前のネトラジから。
同期の犬飼さんとケンさんは良きライバル⁉
ネトラジ収録前の打ち合わせは、このように和気あいあいとしております。
今回、ネトラジに出てくださった犬飼さんとケンさんは、2023年の入塾組です。
芸風からビジュアルまで、何もかもが対照的なおふたりですが、共鳴するところも結構あるようで「ほぼ同期トーク」に花が咲きました。
下記からお聴きいただけますので、よろしくお願いいたします▼
「恐怖と笑い」が構造的に近い理由
夏といえば怪談の季節。
というわけで本日は「恐怖と笑いの共通点」について、お話しいたしました。
中島らもさん、楳図かずおさん、いがらしみきおなど、恐怖を描けるクリエイターは笑いを描くことも得意です。
最近では「るみちゃんの事象」というギャグ漫画を描かれている原克玄さんも「フォビア」というホラー漫画の原作を担当されていました。
一見すると、異なる印象を受ける恐怖と笑いですが、どちらも「キャラクターの困り」を描くのは同じ。
小さな困りはコメディになり、大きな困りはホラーになります。つまり困りの度合いによって、どちらになるかが変わるということですね。
お笑いのネタを作る際に、キャラクターの不安レベルを最大値100に設定し「どのレベルか?」定量化し実験を重ねれば、人が笑える「ちょうどよい困り」を探し出せるかもしれません。
さてお笑い塾では、事前に課題をお出しして、当日発表していただいております。
今回の課題は「不安に感じたこと、恐怖を覚えたこと」です。
こちらのテーマに関するエピソードを3分以内にまとめて、発表していただきました。
とりわけ印象深かった方々を、ピックアップいたしましょう。
1人目はフッキー。
仕事でよく東京を訪れる彼は、あるホテルの浴場で年長の男性とふたりきりになったそうです。
シャンプーをしていたフッキーは、その男性と鏡ごしに目が合っているのに気づき「なんかヤだな~…」と、場所を移動し、体についた泡を洗い流します。
ふと鏡を見ると、また背後には男性がおり、彼の方をじいっと見ていたそうです。
そのあとも、ひたすらじとっと見つめられ続けたフッキーは耐えられなくなり、這う這うの体でお風呂場を脱出。
この話の肝は、後味の悪さですね。何かが解決したわけでもなく、男性がフッキーを見続けた理由は最後までわからないのですが、それが返って怖さに拍車をかけています。
ラストで因果がわかれば「なんだ、そういうことか!」と安堵できます。しかし「結局、何だったの!?」という話は、強く印象に残ります。
立体的な表現も含めて「さすがはフッキー」というクオリティでした。
2人目は犬飼さん。
「お笑い塾の才女」と称される彼女は「幸せすぎて怖くなった」という、興味を引く導入からスタート。
お笑い塾に入塾される前、東京で働いていた犬飼さんですが密かに「慣れ親しんだ関西に戻りたい」と考えていたそうです。
念願叶い、勤務地が関西になったことがわかった彼女は、とてつもない幸福感に包まれたのだとか。
しかし同時に「もし何かの理由で、勤務地の移動が翻されてしまったら、一気に天国から地獄へ真っ逆さまやん…」と怖くなりました。
確かに上がってからの落下は、振れ幅が大きい分、ダメージも大きそうですね。
ちなみに幸福恐怖症は、チェロフォビアと呼ばれるそうです。
3人目は、ツーヘッドドラゴン極楽さん。
怪談好きの極楽さんは、かつてサブカル好きを虜にした伝説のラジオ番組「サイキック青年団」の真夏の怪談特集で、ある怪談師の方が語っていた生首のエピソードにぞっとした話をしてくださいました。
極楽さんは「好きな女性とホラー映画デートをする」というピンのコントを作るほど、恐怖方面に精通しておらえる方です。
「極楽さんらしいチョイス」という感じがいたしました。
他の方々も、独自の視点で興味深いエピソードが披露されました。
やはりお笑い塾の塾生さんは、いずれも個性が豊かです。
ネタ発表
授業の後半では、お笑い塾の定期ライブに向けたネタ発表をしていただいております。
今回は、どのようなネタが発表されたのでしょう?
天ぷら十年ナガサワさんは、ピンの新ネタを披露してくださいました。
「そっちの視点から描くんや⁉」と、意表をついた角度のネタですので、あとはボケのバリエーションをさらに増やせると、さらに強いネタに仕上がりそうです。
こちらは「第12回 関西演芸しゃべくり話芸大賞」で初めて、お客さんの前でネタをされる、なすぴー。
絵がお上手なので、フリップにわかりやすい絵を描かれていました。
シュールな世界観が持ち味の、なすぴーですので、フリをしっかり作ることで、さらに受けそうなネタに仕上がりそうです。
かなり前のネタになりますが、鉄拳さんがシュールなフリップ芸をしておられました。なすぴーの作るネタは、鉄拳さんのネタに通じる独特の趣きがあります。
「こうすると、もっと面白くなりそう!」とたくさんの意見が取んでおり、なすぴーは「早速、取り入れてみます!」と目を輝かせておられました。
まるでウシジマくんに出て来そうな迫力ある風貌で、コントに挑戦してくれたケンさん。
※左腕のタトゥーはシャツです
「怖そうなビジュアルにもかかわらず、実は繊細な人間だった」というギャップのコント。
笑いは裏切りが大事ですから、いかに「○○と思わせておいて××でした」といった、意外性を作る構造にできるかが鍵を握るでしょう。
鉄道ダジャレのフリップネタを披露してくれた、しろみずさん。
今回は、フリップをめくる前に「みなさん、どうせ知らないと思いますが」と、やや挑発的とも思える一言を入れることで、笑いが増えていました。
しろみずさんは飄々としているので、毒気がありません。それゆえ際どい一言を口にしても、引かれないのが強みですね。
シアリスは、前回よりもボリュームを減らした漫才を披露。
ネタの執筆を担当している畠山さん(写真右側)が「4分以内に収まるのを目標に調整しました」とおっしゃっていましたが、ネタは4分ジャスト。
自由奔放な塚田さんと、翻弄されそうになりながらも、なんとか成り立たせる畠山さんというコントラストが面白いですね。
漫才は、その人が使う日常の言葉が出ると自然になりますが、おふたりとも以前より自然な掛け合いができるようになっています。
最後は、たかたかやまの漫才。
流暢で、とても聞きやすい漫才です。
技術が上がっているだけに、感情のぶつかり合い、ボケのエスカレーションなど、さらなる要素が加わると、もっともっと面白くなりそう。
「お笑い塾の要」のポジションを担う、たかたかやまですので、さらなる向上を期待しております。
さて9/7(土)は、大阪お笑い塾の定期主催ライブ「OSAKAお笑い寄席」がございます。
会場 ライブ喫茶亀(最寄り駅は玉造)
開場13時45分、開演14時 入場料金は、前売り、当日ともに500円 |
まだ残暑の厳しいシーズンですが、ご来場お待ちしております。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました!
写真・文 高田豪(大阪お笑い塾代表)
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コメント
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