梅雨が明け、本格的な夏がやってきて、五輪も開幕。
怒涛の夏が始まろうとしていますが、いかがお過ごしでしょうか?
さて、授業前にネトラジの収録がありました。
二回目の登場となったエンラエンラ碓井さんが「分かち合うことが幸せ」と熱き思いを語ってくれました。
下記からお聴きいただけます▼
第9回 大阪お笑い塾ラジオ『分かち合うことが幸せ by エンラエンラ碓井』
2021年7月24日の授業レポート
さて本日から新しい仲間が加わりました。
すでに舞台経験豊富な男性で、早くも塾になじんでおられる感じがしました。
新しい塾生さんが増えると、さらに活気が生まれます。
ライブも含めて見学したいという方が増えてきていますので、ぜひ一度、内容や雰囲気を肌で感じていただけると嬉しいです。
本日は「優しい笑い」「人を傷つけない笑い」についての講義からスタート。
「笑い自体が優しくなっているというよりは、笑いを取り巻く社会の価値観の許容の仕方が変わってきている」といった旨の鋭い意見も飛び出しました。
話が転がり、90年代サブカルの悪趣味ブームの話も飛び出しました。
昨今、炎上していることの根っこを辿ると、悪趣味ブームに行き着くことが珍しくありません。
「悪趣味ブームなんて知るか!」って人が多いみたいですけど、当時はそれが間違いなく存在して、最近になってロマン優光『90年代サブカルの呪い』とか香山リカ『ヘイト・悪趣味・サブカルチャー 根本敬論 』とかこの記事とかで、徐々に総括が始まりつつある状態なんですよ。https://t.co/eHNiUoeOTm https://t.co/jCte11S5We
— 吉田光雄 (@WORLDJAPAN) July 15, 2021
90年代の悪趣味カルチャーは
【90年代サブカルの呪い (コア新書)/ロマン優光】いまとなっては批判されがちな悪趣味カルチャーを丁寧に読み解いているのが社会学者などではなくロマン優光氏だというのがなんとも痛快である。 → https://t.co/lkR8fUVuTI #bookmeter
— とみさわ昭仁 (@hitoqui_ponko) March 24, 2019
コア新書から発売されているロマン優光さんの『90年代サブカルの呪い』に詳しく記されていますので、興味がある方はぜひこちらをお読みくださいませ。
お笑い塾では、毎回課題をお出しして、発表してもらっています。
本日の企画は「印象的なエピソードを語り、あだ名をつけてもらおう」というもの。
ちなみにサバンナの高橋さんは、遠足に行った際、お弁当のお粥の汁が漏れリュックがびちゃびちゃになったことで『リュックびちゃお』と呼ばれていたそうな。
リュックびちゃお何時聞いても死ぬほど笑う。
— 東雲佑都@7/25戦国ノ婆娑羅者え3 (@yuto_chocoholic) January 24, 2021
これはありがたくないあだ名ですね(笑)。
あだ名の帝王、有吉弘行さんは品川庄司の品川さんに「おしゃべりクソ野郎」とパンチのききすぎた命名をしたことがきっかけで、時代の弔辞となりました。
これはおしゃくそ事変として、お笑い史に刻まれる出来事です。
おしゃくそ事変懐かしい(笑)
— けんた (@xanavinismo23) November 11, 2011
芥子壺さんは眼球への偏愛を熱弁!
Twitterに数々の眼球作品を挙げている彼女。
本日の落描き#芥子壺#眼球 pic.twitter.com/cSDOcbC5iB
— 芥子壺(けしつぼ) (@mad_logic_009) April 1, 2021
昔から眼球に目がなく(ややこしい表現で、すみません)、かなり前から眼球を描き続けてきたと語ってくれました。
Batch村のBatchさんは、アメリカ人ばりのフランクなコミュニケーションで「人とすぐ仲良くなれる」というエピソードを披露。
月の食費が4万円を超える肉食女子の畠山さんは、食についてしゃべってくれました。最近は家で寿司を作って食べることに、はまっているそうです。
夏男、アカソフさんは髪の悩みを赤裸々に語ってくれました。
美意識が高いイケメンゆえ、毛量にはデリケートにならざるをえない様子。
ここで記すことは控えますが、みなさんかなり様々な角度からあだ名を考えてくれました。
心無いあだ名は誰かを傷つける可能性がありますが、「うまいこというな~」という捻りが加わっているものは、本質をついていることが少なくありません。
8/7 14時からのお笑い塾ライブでは、あだ名当てクイズのコーナーがありますので、ぜひお楽しみいただけると幸いです。
過去最高!総勢10本のネタが披露
回を重ねるごとに、ネタを発表することへの熱が強まっているお笑い塾。
前のめりでお笑いに取り組めていることは、とても素晴らしいと思います。
新塾生のMさんは、トマトを模したご当地ヒーローで普段から活動されています。
プロフィール
コードネーム:トマティーン
出身:ラ・サーダ星トマト共和国
身長:160㎝(実はミニトマト族)
格闘スタイル:ベジタブルアーツ、リコピンドー3代目継承者
必殺技:リコピキック
性格:生真面目だが女性に弱く惚れやすい pic.twitter.com/cXqoFsXTPH— トマト刑事トマティーン (@tomateen0927) October 30, 2019
8/28に子供たちの前で披露する機会があるというネタを、やってくださいました!
鳥山明先生のドラゴンボールを彷彿とさせる絵は味があります。
ヒーローとして登場し、フリップ芸に移行するというのが8/28当日の流れだということで、そこも再現してくれました。
やはり舞台数が多いだけあり、人前でパフォーマンスをすることに慣れていらっしゃいました。
塾生さんからは、「さらにネタを面白くするためには?」という建設的なアドバイスが出ました。
演者としてだけではなく、企画や構成などについても興味があると語っておられたMさん。
今後の飛躍が楽しみですね!
シックに黒服で揃えた怪盗グリーン。
エネルギーほとばしる漫才を披露してくれました。
リズムやテンポがいいものの、ところどころ二人の波長が乱れるところもあり、そのあたりを丁寧に作り上げることで、安定した笑いが取れるようになりそう。
笑いは間が命。笑いを起こせる掛け合いをふたりが共有できるようになれば、鬼に金棒でしょう。
エネルギッシュなピンネタをやってくれたアカソフさん。
今回はお父さん役を演じ、思春期の娘相手に抱く葛藤を熱演。
新塾生のMさんからも「表情が多才」と感嘆のお言葉が。
8/7のライブではピンネタ&コンビネタの双方をやってくれます!
芥子壺さんは青い化け物ネタを2本披露。
今年、好調の阪神タイガースのネタを入れたり、三国志のネタを入れたりと様々な角度からネタの可能性を広げています。
愛着の強いネタをもっと面白いものにしたいという思いが伝わってまいりました。
8/7にどのネタをするか楽しみですね!
シアリスは前回披露した際のアドバイスを、かなり取り入れた改作漫才をしました。
動きを取り入れたことで、にぎやかさを演出することに成功。
要素や情報量をもう少し減らし、スリムな形に仕上げればシアリスらしさを出せる漫才になるはずです。
エンラエンラ碓井さんは、3本のネタを引っ提げて登場!
非モテの集団に、女性がやってきてかき乱される「オタサーの姫」のネタの可能性を模索しているという碓井さん。
そのフォーマットはかなり受けやすく、理系男子の巣窟に姫がやってくるネタでも見事ハマっていました。
お笑い芸人は自身の個性をしっかりと理解し、それをお客さんに伝えることが大切。
最近の碓井さんは、どんどん魅力を伝えるコツがわかってきた感じがします。
「24時間お笑いのことを考えているのでは?」と思えるほど、お笑い熱が高く、そのボルテージがずっと続いている彼。
これからもその熱量で、お笑い塾を牽引いただけるとありがたいです。
さて8/7 14時からは、玉造にあるライブ喫茶亀でお笑い塾のライブがあります。
▲こちらは芥子壺さんが作ってくれたフライヤー。
夏らしくゴゴゴゴゴと燃えたぎってますね!
毎回、塾生さんの成長がわかりやすい形で伝わるライブになっていますので、「行ってみようかな?」と思われた方は、ぜひ当日ライブ喫茶亀まで足をお運びくださいませ。
前売り・当日500円となっています。
みなさん、こまめに水分補給をしながら暑い夏を乗りましょう。
それではまたっ!
写真・文 高田豪(お笑い塾代表)
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