2026年4月4日ビギナーコース・ライト授業レポート「エピソードトークのブラッシュアップ」
こんにちは。大阪お笑い塾です。新年度になりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
4月4日の午前にビギナーコース・ライトの授業が行われましたので、そちらの模様をお伝えいたします!
まず、思ったことを全部しゃべってみる
今回のテーマは「宴」。職場の飲み会や花見など、この季節にぴったりの題材です。
ワークの前半では、宴にまつわるエピソードを「感じたままに」話していただきました。
頭の中にあることを整理せず、とにかく全部出してみる。これが最初のステップです。

Tさんが話してくれたのは、会社の若者たちが飲み会をことごとく避けるという話。

「何が嫌なのか正直に全部話してほしい」と聞いてみたところ、しゃくをさせられること、出費がかかること、参加する意味が感じられない、など理由が次々と出てきたそうです。
そこで丁寧に一つひとつ答えていきました。「おごるから出費は心配しなくていい」「ビールや日本酒を飲む人間はいないから、しゃくをする必要もない」「親睦を深めるという意味がある」と。
すると若者はしばらく考えて、こう言いました。
「わかりました。飲み会に参加します。でも……僕、実はもう会社辞めることに決めたんです。なので、送別会を開いてください。それやったら出ますんで」
これには一同、爆笑!
多少のアレンジはあったかと思いますが、綺麗に着地したエピソードトークでした。
客観の目を一本、差し込む
後半のワークでは、同じエピソードをもう一度語り直してもらいました。

今度は「自分がどう感じたか」だけでなく、「その場を外から見ていたら、どう見えるか」というメタ的な視点を加えながら。

一度目は感情が前に出すぎて、状況の説明が後回しになりがちでした。二度目は「必死に説得している自分」と「それを静かに聞いている若者」という構図が見えてくる語り口になり、オチの一言がより際立ちました。
同じ話なのに、すっきりして、めりはりがあって、ちょうどいいボリュームに収まる。この変化に、話した本人が一番驚いていました。
視点の置き方を少し変えるだけで、話はぐっと面白くなります。
ビギナーコース・ライトでは、こんなふうに実践を通じて「伝わる話し方」を一緒に探していきます。
次回もお楽しみに!

