2026年5月9日 レギュラーコース「お笑い寄席回顧」「たらい回しにされる笑い」「ネタ見せ」

こんにちは。大阪お笑い塾の代表の高田豪です。

 

春はお笑い塾の見学者が増えるシーズン。

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さて今回は、5/2にライブ喫茶亀で行われた「OSAKAお笑い寄席」と5/9の授業の様子をお届けいたします。

 

OSAKAお笑い寄席は、ライブ喫茶亀でやらせていただいているのですが、亀の店主の嶋仲さんはヤングという漫才師のボケを担当されています。

 

「THE SECOND」の決勝で、金属バットと対決する嶋仲さんに、大阪お笑い塾のネットラジオに出ていただきました▼

第35回OSAKAお笑い寄席回顧

ゴールデンウイークの5月2日に、第35回お笑い寄席が行われました。

早いもので、もうすぐ6年になるこちらのライブ。

ありがたいことに、毎度たくさんの方々に足を運んでいただいています。

視界は、写真左の此花六丁目さんと、サンズのたくまさん。

カールおじさんで顔を隠しながら登場した此花六丁目さん。

以前、オジーサンズと言うコンビを組まれていた頃も、国宝のキャラで顔を隠して出てこられていました。

 

そんな此花六丁目さんは、プロジェクターを使ったネタを披露▼

彼はAIを駆使するAIおじさんでもあるので、いろいろな機器を自在に使います。

 

しろみずさんは、いつもと一風変わったこれまでのご自身のキャリアを振り返るネタ。

要所要所に鉄道ネタを盛り込んでおられました。

 

ビギナーコースのトリオ・五月晴は写真右のケンさんが、少女漫画家になるというコント。

癖の強いふたりの編集者に、ケンさんが翻弄されます。

 

 

毎回、ハイクオリティなネタで会場を盛り上げてくださる栗尾真理さん。

今回は、竜宮城のネタを披露してくださいました!

 

 

コーナーは2チームに分かれてのガチ大喜利対決。

サンズも参戦して、おおいに盛り上がりました。

 

 

エンディングでは栗尾真理さんが「5/16はヤングを応援しましょう!」と熱く吠えました🔥

いつもお世話になっている方がテレビの生放送に出られるというのは、やはりテンションが上がりますね。

 

今回も温かいライブとなりました。

次回のお笑い寄席は、会場を楽屋Aに場所を移しての開催です。

またこちらのHPで告知させていただきます。

たらい回しの笑い

今回の授業では、落語の名作「善哉公社」を題材に、笑いの構造について深く掘り下げました。

「善哉公社」は、市民がただぜんざいを食べたいだけなのに、窓口から窓口へとたらい回しにされ続けるという話です。受講生のみなさんに実際に声に出して読み上げていただき、まずその世界観をしっかり体感していただきました。

 

この噺の本質は、システムに翻弄される人間のおかしみにあります。本人は至って真剣に目的を達成しようとしているのに、なかなかたどり着けない。

 

 

その滑稽さと気の毒さが絶妙に混ざり合うことで、笑いが生まれます。

 

読み上げのあとは、ジャルジャルの「鍵の救世主ネタ」を全員で視聴しました。鍵を開けてもらいたいだけなのに、次々と事態がカオスになっていくあの動画も、実は「善哉公社」と似た構造です。

 

古典落語と現代のコントが同じ笑いの骨格を持っていることを、映像で確認することで、その構造が自然と体に染み込んでいく感覚があったのではないでしょうか。

 

笑いは、人の困りを描くものです。目的になかなかたどり着けない人を見ると、かわいそうだなと感じつつも、「気の毒やな〜」とつい笑ってしまうのが人間というものです。その矛盾した感情こそが、笑いの正体のひとつなのかもしれません。


この構造から、どんなコントが作れるか?

「目的になかなかたどり着けない」という構造は、実は日常のあらゆる場面に応用できます。

 

この構造を使ったコントのアイデアをいくつか考えてみました。

① 美容室でひと言も言えない 「少し短くしてください」と伝えたいだけなのに、美容師がマシンガントークを止めず、結局ひと言も言えないまま施術が終わってしまう。

② 注文できないファミレス ハンバーグを注文したいだけなのに、店員が次々と「本日のおすすめ」を紹介し続け、気づけば全く違うものを頼まされてしまう。

③ 帰れない飲み会 そろそろ帰りたいのに、帰ろうとするたびに「もう一杯だけ!」と引き止められ、気づけば終電を逃してしまう。

④ 薬がもらえない病院 風邪薬をもらいに行っただけなのに、次々と別の科へ回され、一日かけても薬がもらえない。

⑤ 謝れない上司 部下に謝りたい上司が、謝ろうとするたびに電話が鳴ったり別の社員に話しかけられたりして、なかなか謝れないまま話が大きくなっていく。

どのアイデアも、「目的は単純・しかしたどり着けない」という構造が骨格になっています。シチュエーションを変えるだけで、いくらでも新しいコントが生まれてくる。笑いの構造を知ることは、ネタの引き出しを無限に増やすことにつながるのです。

ネタ見せ

お笑い塾の授業の最後は、毎回ライブに向けたネタ見せを行っています。

今回は2つのネタが発表されました。


しろみずさんは、梅田駅という大阪にある超有名駅を題材にフリップネタを作ってきてくれました。

しろみずさん独自の視点が加わり、梅田に対する切り取り方が少し変わる、そんなネタでした。


初めてユニットを組んだ、なすPと塚田さん。

コンビ名は、ナニニャーゴ

お子さん相手の教員をされている、なすPの圧倒的母性に包まれて安心してボケる塚田さん。

 

しっかりした台本だったので、見やすさも抜群!

余分なところを削って、テンポアップすれば、とても伝わりやすいネタになるでしょう。

 

おふたりの柔らかな雰囲気が、ほんわかした笑いを生み出していました。


さて、今年のお笑い塾は主催ライブが通常より多め。

6月には、ビギナーコース主催のものがライブ喫茶亀で行われます。

ビギナーコース、ビギナーコース・ライトとコースが増えたことで、厚みが出てきたお笑い塾。

今後の展開が楽しみですね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

高田豪(大阪お笑い塾・代表)

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