2021年12月25日お笑い塾・授業レポート「色んなベタ」「今年やり残したこと&来年の目標」

授業レポート&ライブレポート

まずは吉報!

 

お笑い塾のネタ番長・エンラエンラ碓井さんが、2021年12月26日に行われたR-1グランプリ一回戦に合格されました!

 

碓井さんと以前から親交の深い、栗尾さんからも歓喜のツイートが!!

 

本年度、大阪お笑い塾で最もネタをたくさん作り、披露し続けた碓井さん。

 

トライ&エラーを続けながら、多くのネタを作り続ければ量質転化現象が起こるのを碓井さんは証明してくれました。

 

弛まぬ積み重ねは、他の塾生さんにも好影響を与えていることでしょう。

 

年内最後のネトラジ収録

 

授業前に大阪お笑いラジオの収録がありました。

 

MCの高橋さんと高田で、色々細かい話などをしております~

 

下記の画像をクリックしていただければ、サイトへジャンプ!

 

 

年内最後の授業レポート

 

今年もお笑い塾には、たくさんの方が足を運んでくださいましたが、年内最後の授業には10名近い見学者がいらっしゃいました。

 

お笑い好きの方もおられて、授業後に「あのネタが面白かったです!」と興奮気味に語ってくださる一幕も!

 

本日の前半は、「ベタを理解してからマニアックなことをしよう」といった旨を語りました。

 

先月、お笑い塾でゲスト講師で来てくださった演芸作家・石山悦子さんも「オリジナルの沼にハマる危険性」について語ってくださいました。

 

これは自身でネタを作る際に、あるあるな現象です。

 

あまりに飛躍しすぎた設定などの場合は、開始15秒以内でにお客さんが離脱することも珍しくありません。

 

国民的アニメといわれるものは、人間が当たり前に持っている感情の動きを丁寧に描いています。

 

ベタは当然すぎるところをかなり含むので、目立たないものの、反対に言えばベタができてないと違和感が発生。

 

ここが難しいのです。ベタができていても評価されづらいものの、できていなければ確実にマイナスとなります。

 

トガっている人ほどベタを軽視する傾向が強いものの、ベタができないとシュールや飛躍などの大きなズラシができないのも事実です。

 

今年やり残したこと&来年の目標

 

みなさんは、2021年どのような年でしたでしょうか?

 

緊急事態宣言が解除され、少しずつ日常が戻ってきたのが11月ぐらいから。かなり制限の多い年だったことは否めません。

 

しかし各々立てた目標や、印象に残った出来事、来年はこれを実現したいなどという思いがあるはず。

 

塾生さんに、そういったことをコンパクトに語っていただきました。

 

お笑い熱が高い人は、お笑いに関する話を中心に語っておられたのが印象的。

 

お笑いと恋愛方面での、やり残しや来年の目標などを絡めて話される方もいらっしゃいました。

 

目標を具体的に立てた方が、逆算してどう動けばいいかが見えてきます。

 

ぜひ来年はさらに充実した一年にしていただきたいものですね。

 

白熱するお笑い塾のネタ見せ!

 

お笑い塾の授業を見学された方は、ネタ見せでたくさんの意見が出ている様を見て「あのようにネタが出来上がったいくんですね!」とおっしゃる方が少なくありません。

 

白水さんは、鉄道フリップ芸を本年も突き進みました。

 

北海道の地名は、和寒は「輪寒」「和参」などと書かれ、アイヌ語の「ワットサム」が語源であることをネタに取り入れた白水さん。

 

笑いだけでなく、興味深い知識をさりげなく入れると、お客さんは色々な角度からネタを楽しめます。

 

先日、あるお笑いライブで最も受け、勢いに乗るアカソフさん。

 

「自分をどう見せると受けるか?」が、感覚的に掴めてきたようで何より。

 

お笑いは練習も大切ですが、やはり客前で受けて自信をつけるのが最も大事。来年に向けて、色々な野望や野心がわいてきたのではないでしょうか。

 

アカソフさんはピンネタのみならず、怪盗グリーンのボケとしても活動中!

 

とても良い表情のアカソフさん!

 

「岡町の寄席に出ませんか?」とお声掛けいただくなど、怪盗グリーンにとっても進展があった2021年となりました。

 

今日は久しぶりにシアリスのボケである塚田さんがピンネタをしてくれました。

 

すぐ近くのアリーナ席でネタを見ているアカソフさんの表情を見てもお分かりのとおり、塚田さんが得意とする演武の入った楽しいネタとなりました。

 

2022年1月8日のお笑い塾ライブで、漫才、ピンネタの両方をやってくれることになるかもしれません。

 

 

気分アゲアゲ機なる新たなネタを仕上げている芥子壺さん。

アイテム使いが巧みな芥子壺さんは、ベタ要素を入れることでどんどんネタがわかりやすくなっています。

 

1月8日(土)のライブで、どのような仕上がりになっているか楽しみですね。

 

 

本日も2本のネタを披露してくれたエンラエンラ碓井さん。

 

オタクサークルなどのネタをすると、ハマリが良いとわかった本年。たくさんの幅を試すことで、確かな正解を導き出しました。

 

R-1グランプリでしっかり結果を出した碓井さん。彼の2022年が楽しみです。

 

2021年もたくさんの方々に大変お世話になりました。感謝申し上げます。授業、ライブなど様々なチャレンジができて来年につながる一年に。

 

9月以降は、ほたる企画さんに大変お世話になりました。

 

またお笑い塾ライブへご来場いただいた皆様、足をお運びいただき誠にありがとうございました。

 

来年は、お笑い塾にとってどんな一年になるのか楽しみですね。

 

それでは、みなさま良いお年をお迎えくださいませ。

写真・文 高田豪(大阪お笑い塾代表)

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