2023年2月18日の授業レポート「伝わらないを伝える」「ライブ企画の打ち合わせ」「ネタ発表」

二月も、あっという間に後半へとさしかかりました。

三寒四温真っ只中ですが、いかがお過ごしでしょうか？

本日は、「まかなん」でお笑い塾の授業がございました。

しろみずさんの鉄道ライフの原点は？

授業の前に、お笑い塾のネトラジの収録がございました。

鉄道芸人しろみずさんのルーツを、MCの高橋さんが丁寧に掘り下げます。

この世に誕生した時から、いや生まれる前から鉄道と縁があったと噂される、しろみずさん。

真実はいかに！？

下記からお聴きくださいませ！

第45回大阪お笑い塾ラジオ『鉄道芸人しろみずさん語る！』

3/4のライブ企画の最終打ち合わせ

3月4日（土）に第16回OSAKAお笑い寄席が、ライブ喫茶亀でございます（開場は13時45分、開演は14時）。

今回は、その最終打ち合わせを行いました。

企画内容は、恋愛コンシェルジュを務める「恋愛相談のプロフェッショナル」大阪男塾の塾長に、様々な相談を聞いていただく、というもの。

すでに相談者として、コーナー出演が決まっているのは、高橋さん、畠山さん。

本番では、どういった相談のしかたをするのか実演していただき、みなさんに意見を出してもらいつつ、ブラッシュアップしました。

様々な恋愛相談へ適格な助言をしてきた塾長が、本番ではどのようなアドバイスを送ってくださるのか、楽しみですね！

「伝わらない」を伝えよう！

お笑いでは、いかに困っている状況を作るのかが重要となります。

以前、下方比較について書かせていただきましたが、困っている状況下の人を見ると、人間は自然に優越感を覚えるため笑いやすい状態になるもの。

「伝わりそうで伝わらない…」そんな、もどかしさも、立派な笑いの材料です。

本日は、あるワークを行いました。

男性チーム、女性チームに分かれて絵しりとりです。

絵しりとりとは文字通り、絵のみで意思疎通をはかり、しろとりを行うゲーム。

画力のみならず、相手がその絵を見て、数秒内に理解できるかを思慮する必要があります。

高橋さんの絵を確認したものの、何の絵かが掴めずフリーズしてしまったしろみずさん。

まさに「伝わらない！」という状態なりましたが、思わず、ふたりのやりとりを見て噴き出してしまう写真右側の天ぷらさん。

「伝わりそうで、伝わらない！」そんな状況が度々訪れ、ゲームは多いに盛り上がりました。

こちらは↓女性チームが描かれた絵。

↑赤文字は、後で答え合わせをした際に、書き足した箇所なのですが、

蜜蜂（みつばち）🐝　→→→　地下（ちか）

というところが中々、伝わらなかった模様。

地下を具体的に描くというのは、難易度が高かったかもしれません。

絵しりとりでは、ボキャブラリー数も求められるということですね。

ネタ披露の時間！「芥子壺さんの新たなるネタ」

今回は、「まかなん」の一階（※ただいま改装中）が広く使えるということで、そこでネタ風景を撮影させていただきました

（※こちらの写真は、しろみずさんが提供してくださいました）

高橋さん、天ぷらさんのたかたかやまのおふたりは、小気味よいテンポ抜群の漫才を披露。

回収形式のボケに紐づいたフリが、やや前にあり、印象づいていない箇所がありました。お笑いの原理であるフリをより意識することで、さらにたくさんの笑いがとれそうです。

高橋さん、天ぷらさんとも、舞台経験が多いので、しっかりとした技術的な裏付けがあります。

ユニットとしてコンビ組み出してから、まだそれほど時間が経過していなにもかかわらず、呼吸がどんどん合っていくのはさすがです！

笑顔のシアリスは、3/4のライブに向けた漫才の最終調整。

前回よりも無駄が省かれ、後半部分にボケが足されて良い仕上がりになっていました。

3/4のライブに向かって視界良好という感じですね！

青い化け物ちゃんのピンネタでおなじみの芥子壺さん。

今回、彼女が発表してくださったネタは、数式を用いたもの。

0.53秒という秒数が、一体何を表しているのかはネタをご覧になってのお楽しみですが、みなさんこちらのネタに大きな可能性を感じられたようでして、

「導入に分かりやすさを加えると、見やすくなる」「こういう工夫をすれば、もっと良くなる」など、たくさんの意見が飛び出しました。

新たな才能が発見されましたので、今後の芥子壺さんがより一層楽しみになりました。

大阪お笑い塾と、3PEACEの方々が出演する第16回OSAKAお笑い寄席が、3/4（土）14時からライブ喫茶亀で開催されます。

二年以上続けている大阪お笑い塾主催の定期ライブですが、数を重ねるごとに濃度が増し中毒になる人が多数続出！

ぜひ、3月のOSAKAお笑い寄席もお楽しみに！！

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

写真・文　高田豪（大阪お笑い塾代表）