みなさん、こんにちは!
大阪お笑い塾です。
今日は授業前にネトラジの収録がありました。
ゲストは新塾生の此花六丁目さん。
此花六丁目今年の春から、お笑い塾のお仲間に加わってくださいました。
ダウンタウン直撃世代ということで「松本人志病」について、赤裸々にトークしてくれております
ぜひお聞きくださいませ▼
笑いのパンチライン
今日も、大阪お笑い塾へ興味を持たれた方が見学にお越しくださいました。
今年は、毎月新しい仲間が増え続けており嬉しい限り。
大阪お笑い塾では、見学者を募集中です!
見学は無料です。お気軽に nejisiki27@gmail.com までお問合せくださいませ。
さて本日は「笑いのパンチライン」について講義いたしました。
パンチラインという言葉を、お聞きになったことはありますか?
かつては音楽の世界でよく使われていた言葉でした。
最近はトークを構成する段階で「ここがパンチラインだから外せない」といった感じで、用いられるようになっています。
パンチラインの意味は、全体の中で印象づく箇所。決め台詞、ボケ、オチなどがパンチラインに該当。
ツカミもパンチラインの一種。
かつてテレビでは「30秒に一度笑いが必要」と言われていました。
YouTubeの動画でも、冒頭の数秒で見るか見ないかを判断されます。
そのため早い段階で、見ている人の感情を動かさなければなりません。
感情を動かすヒントになるのは謎です。
人間には「なんだこれ?」「どういうこと?」と関心を持ったものを、最後まで見届けたくなる心理があります。
笑いとミステリーは、構造がよく似ていますね。
提示された謎によって、世界に引き込まれ、ついつい最後まで見たくなるのです。
この心理と関係しているのが、ツァイガルニク効果。
こちらはエンタメだけでなく、営業の世界でも使われる心理効果です。
「完了したことよりも、未完了のことのほうが記憶に残る」という心理的効果である、ツァイガルニク効果は、1938年に旧ソビエト連邦の心理学者ブルーマ・ツァイガルニクが発見したもの。
今でも色々な場面で使われています。
具体例を挙げましょう。
例えば、あなたが知り合いから、まじまじと顔を見つめられ「あなたはあの芸能人に似てますね。ほら、あの人、誰だっけ?」と言われたとします。
「あ~、誰か思い出せないから、また今度ね。ほな、さいなら」と去られたら、どんな気持ちになりますか?
「えっ誰やねん、その芸能人? めっちゃ気になる!」となるはず。
こんな感じで人は、最後まで伝えられずにもやっとさせられたら、つい確認したくなる生き物なのです。
ツカミのパンチラインとして、「何それ? どういうこと!?」と思わせるような状況、台詞を入れると効果的です。
新旧塾生によるシャッフルコント
今日は久しぶりにシャッフルコントをしていただきました。
- 冒頭で「誰が何をしているのか?」状況をしっかり説明
- パンチラインを意識して入れる
- 困っているキャラクターを配置する
上記を守れば、どんな内容でもOKです。
ちなみに「困りを描けば自然と笑いが発生する」と言えるほど、困りは笑いを作る上で重要な要素です。
こんな感じで2人1組に分かれていただき、どんな内容にするのかを決めていきます。
こちらはシアリスのツッコミの畠山さん(写真右)と、今年、入塾された犬飼さんのコンビ。
どちらもネタを書くのが得意なので、アイデアを出し合いコントの内容を決めていきます。
さて、どんなコントが披露されたのでしょうか?
早速見てまいりましょう!
トップバッターを、見学者の方とタカハシさんのコンビが務めてくれました。
「金出せや」と言わなさそうな人が、絡んでくるというギャップ。
そして場所が、大阪人なら馴染みのあるホワイティ梅田というのが笑いを呼んでいました。
よく知っている固有名詞は、共感を生みやすいので笑いにつながります。
お次は芥子壺さんと此花六丁目さんのコンビです。
「ジャンプしてみろよ」と芥子壺さんが脅されます。
絡まれた芥子壺さんのユーモラスな感じにおかしみを覚えた人も多いはず。
何気ない動作自体におかしみがあるのを、落語の世界ではフラがあると表現します。
こちらのおふたりは、どちらもフラがあります。
田中さんと塚田さんのコンビは、婚姻届を書く女性とその業務を担当する男性を演じました。
このおふたりは、今回が初コンビだったのですが、すごくなじんでいました。
塚田さんが婚姻届を書きながら、サラリと言い放った「入籍はするんだけど、ラブじゃなくてライクの方なんだよな」に大きな笑いが起こります!
鉄道芸人のしろみずさんとケンさんは、取り調べのコント。ある容疑で捕まったケンさんをしろみずさんが追求します。
厳しい質問を繰り返すしろみずさんでしたが、実は鉄道関係者ではなく、鉄道擦コスプレの人だったというオチ。
これまでお笑い塾に通い続け学んだスキルを、しろみずさんが遺憾なき発揮され、ケンさんを巧みにリードされていました。
畠山さんと犬飼さんのコンビは、お笑い塾終わりからスタートするという日常系コント。
ふいに犬飼さんが「畠山さん、私と一緒にホストクラブへ行きませんか?」とパンチラインを炸裂させます。
しぶる畠山さんを、あの手この手で説得しようとする犬飼さんという構図が面白い!
おふたりが醸す空気感は、まるでハイツ友の会のように中毒性があります。
塾生さんから「センスある引き芸の女性」と称される、畠山さんと犬飼さん。
彼女たちの組み合わせに大きなポテンシャルを感じました。
ネタ見せ
授業の後半は、ネタ見せの時間。
コントを披露したあとでしたが、エネルギーあふれるネタ見せをしてくださいました。
しろみずさんは、北海道の動物というテーマのフリップ芸。
冗長だった箇所が削ぎ落されたことで、見やすくなっています。
こちらのネタを初めてご覧になった見学者の方も「ボケが多く楽しいネタですね」とおっしゃっていました。
タカハシさんは、先日ジムではりきりすぎて、危うくバーベルの下敷きになりそうだったエピソードを臨場感たっぷりに語ってくれました!
↑こちらはバイクを「ブン、ブーン!」吹かせているのはなく、バーベルを持ち上げている際の所作
恐怖と笑いは構造的によく似ています。
恐怖体験を語った上で、「命からがら何助かりました…」と話せば、緊張後の緩和になるので笑いをとりやすくなります。
何はともあれ、高橋さんがご無事でよかったです!
拳を振り上げ、みんなを鼓舞する芥子壺さん。
前回、作ったツッコミマシンの大型化バージョンアップに成功した模様。
見栄えするアイテムは、大きな会場でも使いやすいので、このバージョンアップは大正解ですね!!
ネタにテレビショッピングという、見やすい枠組みを入れているので、良いバランスに仕上がっています。
犬飼さんは、ご自身のお名前の由来をトーク。
名前は親が子供に贈る一番最初のプレゼントと言われますが、「なんで私、この名前になったんだろう?」という疑問は誰しも抱いたことがあるはず。
犬飼さんは「犬飼一家に取材をしてわかった名前の由来」という興味を引く切り口でトークを展開。
「笑いは謎が大事!」と書きましたが、犬飼さんのネタはしっかりネタフリがあって「ああ、そういうことなのか!」というしっかりしたオチが、毎回必ず用意されています
今回もさすがのクオリティでした。
シアリスは新ネタを披露。
冒頭で、塚田さんを軽くいじって笑いを起こす畠山さん。
シアリスのネタは、塚田さんの動きが毎回ボケになります。
「何やってんの!?」と思わず顔がほころぶ畠山さん。
シアリスは、いつも息がぴったり。
こちらは来年に向けて作られたネタとのことでした。2024年に向けて、準備万端です。
ネタをたくさん作れるのは、シアリスの強みですね。
さて11月のライブのお知らせです。
11月26日の日曜日に、お笑い塾の主催ライブ「OSAKAお笑い寄席」が開催されます。
20回記念ということで、十三のシアターセブンにて開催させていただくことになりました!
開演は14時。
詳細は下記のチラシをご覧いただけると幸いです。
ネタだけでなく、大喜利コーナーもありますので、ぜひお楽しみくださいませ。
ご予約は、下記のシアターセブンのホームページからお願いいたします!
11月のお笑い塾は
- 11/4(土)14時~
- 11/18(土)14時~
上記の日程で開催されます。
来月も引き続きよろしくお願いいたします。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
写真・文 高田豪(大阪お笑い塾代表)
コメント
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