皆さん、こんにちは。お笑い塾ビギナーコース講師 高橋です。
前回(10月26日)の授業レポートで紹介した書籍2冊を覚えていますか?
1冊目はノンスタイル石田さんの「答え合わせ」(10月31日発売)
2冊目は令和ロマン髙比良くるまさんの「漫才過剰考察」(11月8日発売)
どちらも、「漫才」について語り尽くした書籍です。
私は両方購入し、どちらも読み終わりました。
ゆっくり読んでいこうと思ったのですが、どちらも面白くてあっという間。
両方の本で良かった部分を紹介すると、
「答え合わせ」:漫才を面白くするためには「初めて聞いた感」をちゃんと出すこと
「漫才過剰考察」:M-1 2023で高比良くるまさんは全然優勝するつもりがなかった。M-1戦士生活をもっと楽しもうとしていた。
え?どういうこと?
これだけでは、何のことかわからないですよね。
ぜひ、どっちか気になった方を購入してみてください。
それでは、今回行われた授業内容について紹介します。
授業レポート
自分のタイプを知る
ソーシャル理論を知ってますか?
ソーシャルスタイル理論は、1968年にアメリカの産業心理学者デビッド・メリル氏が提唱しました。
この理論は、私たち一人ひとりのコミュニケーションスタイルを、大きく4つのタイプに分類します。
- ドライビング型: 目的達成に強く、効率を重視するタイプ
- アナリティカル型: 論理的で正確性を重んじるタイプ
- エミアブル型: 人との調和を大切にし、共感力が高いタイプ
- エクスプレッシブ型: 情熱的で、人を楽しませるのが得意なタイプ
相手のタイプを知れば、相手が求める対応に気づき、より楽に会話ができます。
そうなの?
例えば、仕事で上司から
「そんな言い方ではわからない」「結論はなんだ?」
と言われるのは、相手と自分のコミュニケーションスタイルがズレているからです。
ドライビング型の上司には、簡潔かつ具体的な情報を提供し、アナリティカル型の人には、根拠を示しながら説明することで、理解されます。
さらに、ソーシャルスタイル理論は、自己理解を深めるためのツールとしても有効。
自分のソーシャルスタイルを知ることで、自分の強みと弱みを客観的に把握し、自己成長に繋げられます。
この理論を知らない人は、一度自分のタイプを調べてみましょう。
いじりの返し方
先輩や友達からいじられたときは、自分の面白さを知ってもらうチャンスです。
楽しい返し方をすることで、相手からの評価が上がります。
そんなん難しいよ
では、どうすれば面白い返しができるのでしょうか?
イジられたときに多くの人がする「無視する」や「あしらう」は、よくありません。
ポイントは、強く「肯定する」「否定する」。
例えば、学校の同級生に「よく遅刻するね」と言われたら、
普通:そんなことないよ
肯定:あのさ、よくではなくてしょっちゅうやから
否定:いやいや、朝6時には学校に来ているから
相手の言葉に対して、それを面白おかしく誇張することで、ツッコミを誘うことができます。
自分のキャラクター、相手との関係性を考えながら、最適な返し方を選んでください。
実践ワーク
授業の最後には、実際に「いじられたときの対応」を行いました。
パターンとしては、以下の通り。
- 容姿:外見について否定的なことを言われる
- 性格:性格的な特徴を面白おかしく言われる
- 失敗談をネタにされる:過去の失敗経験をからかわれる
生徒さん一人ひとりの対応が異なり、それぞれの個性が表れて、非常に良かったです。
やってみた感想を聞くと、
「今後はこんな風に言ってみよう」
「明るく対応する方が、場の空気を壊さない」
といった、前向きな声が聞かれました。
今回のワークを通して、生徒さんたちは
「今後、いじられたときにどのような言葉や態度で対応するか」
具体的なイメージを持つことができたと思います。
次回の授業
次回の授業は、11月30日(土)10時半からです。
場所は、イマイビル。
コミュニケーション、お笑いのスキルを磨きたいあなたへ。
無料体験レッスンを用意していますので、その一歩を踏み出してみませんか?
ぜひ、このメールアドレス( nejisiki27@gmail.com )に連絡ください。
楽しい仲間と一緒にあなたのことをお待ちしております。
お笑い塾ビギナーコース講師 高橋
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