11月16日大阪お笑い塾ビギナーコース授業レポート

授業レポート&ライブレポート

皆さん、こんにちは。お笑い塾ビギナーコース講師 高橋です。

前回(10月26日)の授業レポートで紹介した書籍2冊を覚えていますか?

1冊目はノンスタイル石田さんの「答え合わせ」(10月31日発売)
2冊目は令和ロマン髙比良くるまさんの「漫才過剰考察」(11月8日発売)

どちらも、「漫才」について語り尽くした書籍です。

私は両方購入し、どちらも読み終わりました。

ゆっくり読んでいこうと思ったのですが、どちらも面白くてあっという間。

両方の本で良かった部分を紹介すると、

「答え合わせ」:漫才を面白くするためには「初めて聞いた感」をちゃんと出すこと
「漫才過剰考察」:M-1 2023で高比良くるまさんは全然優勝するつもりがなかった。M-1戦士生活をもっと楽しもうとしていた。

え?どういうこと?

これだけでは、何のことかわからないですよね。

ぜひ、どっちか気になった方を購入してみてください。

それでは、今回行われた授業内容について紹介します。

授業レポート

自分のタイプを知る

ソーシャル理論を知ってますか?

ソーシャルスタイル理論は、1968年にアメリカの産業心理学者デビッド・メリル氏が提唱しました。

この理論は、私たち一人ひとりのコミュニケーションスタイルを、大きく4つのタイプに分類します。

  • ドライビング型: 目的達成に強く、効率を重視するタイプ
  • アナリティカル型: 論理的で正確性を重んじるタイプ
  • エミアブル型: 人との調和を大切にし、共感力が高いタイプ
  • エクスプレッシブ型: 情熱的で、人を楽しませるのが得意なタイプ

相手のタイプを知れば、相手が求める対応に気づき、より楽に会話ができます。

そうなの?

例えば、仕事で上司から

「そんな言い方ではわからない」「結論はなんだ?」

と言われるのは、相手と自分のコミュニケーションスタイルがズレているからです。

ドライビング型の上司には、簡潔かつ具体的な情報を提供し、アナリティカル型の人には、根拠を示しながら説明することで、理解されます。

さらに、ソーシャルスタイル理論は、自己理解を深めるためのツールとしても有効。

自分のソーシャルスタイルを知ることで、自分の強みと弱みを客観的に把握し、自己成長に繋げられます。

この理論を知らない人は、一度自分のタイプを調べてみましょう。

いじりの返し方

先輩や友達からいじられたときは、自分の面白さを知ってもらうチャンスです。

楽しい返し方をすることで、相手からの評価が上がります。

そんなん難しいよ

では、どうすれば面白い返しができるのでしょうか?

イジられたときに多くの人がする「無視する」や「あしらう」は、よくありません。

ポイントは、強く「肯定する」「否定する」

例えば、学校の同級生に「よく遅刻するね」と言われたら、

普通:そんなことないよ
肯定:あのさ、よくではなくてしょっちゅうやから
否定:いやいや、朝6時には学校に来ているから

相手の言葉に対して、それを面白おかしく誇張することで、ツッコミを誘うことができます。

自分のキャラクター、相手との関係性を考えながら、最適な返し方を選んでください。

実践ワーク

授業の最後には、実際に「いじられたときの対応」を行いました。

パターンとしては、以下の通り。

  • 容姿:外見について否定的なことを言われる
  • 性格:性格的な特徴を面白おかしく言われる
  • 失敗談をネタにされる:過去の失敗経験をからかわれる

生徒さん一人ひとりの対応が異なり、それぞれの個性が表れて、非常に良かったです。

やってみた感想を聞くと、

「今後はこんな風に言ってみよう」
「明るく対応する方が、場の空気を壊さない」

といった、前向きな声が聞かれました。

今回のワークを通して、生徒さんたちは

「今後、いじられたときにどのような言葉や態度で対応するか」

具体的なイメージを持つことができたと思います。

次回の授業

次回の授業は、11月30日(土)10時半からです。

場所は、イマイビル

コミュニケーション、お笑いのスキルを磨きたいあなたへ。

無料体験レッスンを用意していますので、その一歩を踏み出してみませんか?

ぜひ、このメールアドレス( nejisiki27@gmail.com )に連絡ください。

楽しい仲間と一緒にあなたのことをお待ちしております。

お笑い塾ビギナーコース講師 高橋

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