7月26日お笑い塾ビギナーコース授業レポート

授業レポート&ライブレポート

皆さん、こんにちは!

お笑い塾ビギナーコース講師の高橋宗大です。

「ちょっとは雨降って」

と言いたくなる暑さが続く今日この頃、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

この夏の熱気にも負けない、いや、それ以上に日本を熱くする戦いが、8月1日から始まります。

そう、漫才師たちの夢の入口「M-1グランプリ」

昨年は史上最多となる1万組超のエントリーがありました。

年々増えるエントリー数を見ると、M-1は誰もが参加する祭典になったと改めて感じます。

このブログを読んでくださっている方の中にも、エントリーシートを応募した人もいるでしょう。

何を隠そう、私もその一人です。

それぞれの予選会場で、一緒に、頑張りましょうね。

それでは、本日のレポートになります。

授業レポート

のび太君に学ぶ

皆さんは「のび太君」と聞いたら、どんなイメージを持ちますか?

「泣き虫」「ドラえもんにすぐ頼る」「怠け者」…。

そんなイメージを持つ人が多いかもしれません。

実はのび太君から学べることは沢山あります。

その中で、見習いたいのが、「こうなりたい!」と思ったら即座に動く行動力。

どういうこと?

ご存じの通り、のび太はスネ夫に何かを自慢されては「くやしい!」と嫉妬します。

すぐにドラえもんの元へ駆け込み、道具を出してもらって、自分の望みを叶えます。

「それは、ドラえもんやひみつ道具があるから」

と言いたい人もいるでしょう。

大切なのは、「悔しい」「こうしたい」という気持ちを放置せず、何とかしようと一歩を踏み出すことです。

のび太君が何も行動を起こさなければ、物語は何も始まりません。

それと同じで、皆さんの人生も何もしないと、何も起こりません。

のび太君のように、あれこれ難しく考えすぎる前にまず動いてみましょう。

  • 誰かに話をしてみる
  • ネットで調べてみる
  • 自分のできることを探す

その小さな行動が、現状を変えるきっかけになります。

常識を知る

「面白いことを言いたいけど、どうしたら…」という人はいませんか。

お笑い、「期待の裏切り」なんです。

何それ。教えて

簡単に説明すると、まず「こうなるはずだ」という観客に思わせて、そこから「え?そうなるの!?」という言動をとることです。

裏切りを成功させるためには「常識」という土台が不可欠。

この土台がないと、「まさか!」という行動がどういうものかわかりません。

例えば、7月21日に行われたダブルインパクトの決勝で優勝したニッポンの社長のコント「扉」

■設定
絶体絶命の二人。仲間(ケツさん)が感電しながら命がけで電動扉を開ける。
もう一人(辻さん)はそこから脱出しなければならない。

この設定を見た時、私たちの頭の中には、映画やドラマで何度も見た「自己犠牲で仲間を救う」という感動的な展開が「常識」として思い浮かべます。

そして、観客は「辻は感謝しつつも、涙をのんで脱出するのだろう」と期待。

しかし、実際のコントでは辻さんは一度は外に出るものの、仲間のことが気になって、なんと閉まりかけの扉にわざわざ戻ってきてしまうのです。

この常識とかけ離れたギャップこそが、観客の予想を鮮やかに裏切り、爆発的な笑いを生みました。

では、この「常識」をどうやってしるのか?

私が生徒さんにお伝えしたのは、「大ヒットした映画や国民的アニメを観て」

今年だったら、

  • 吉沢亮さん主演「国宝」
  • アニメ「鬼滅の刃」

誰もが知るヒット作品は、それ自体が巨大な「常識」の塊だからです。

登場人物のキャラクター、物語の”お約束”、有名なセリフ、誰もが知る結末…。

これら全てが、ボケを作るための最高の「土台」として機能します。

ぜひ、好きなヒット作を一つ選び、「これはボケに使えないか?」という新しい視点で楽しんでみてください。

きっと、面白いことが言えるようになるでしょう。

実践ワーク 「夏祭り」

授業の最後は生徒さんに「夏祭り」で、2分間のフリートークに挑戦してもらいました。

生徒さんの話した内容としては、

  • 昔、父親と一緒に行った淀川花火大会
  • 彼女とのデート中、ヤンキーの靴にジュースをかけてしまったハプニング
  • たくさん花火大会に行って、習得した技ベスト3

個性豊かなエピソードが次々と飛び出しました。

そんな中、最近めきめきと力をつけている生徒がマツジュン。

(かわいいTシャツを着ているな)

彼女が話したのは、青森のねぶた祭りの「ラッセラーの意味」。

彼女のトークが素晴らしいのは、「知識」と「お笑い」の組合せ構造です。

お笑い一本で勝負すると、ボケがスベった瞬間に話全体が失速してしまいがち

彼女のようにまず「へぇ」と思わせる知識で相手の興味を引けば、たとえその後のボケが不発でも、聞き手は「豆知識を知れた」という満足感が残ります

これは、まさにスベっても損をしない、最強のトーク術です。

皆さんも、自分の好きなことについて話す時は、皆のためになる豆知識を1つ入れてください。

次回のお笑い塾

次回の授業は、8月9日(土)10時半からです。

場所は、西区民センター。

お笑い塾は、それぞれの目標に向かって集まる場所であり、常に新しい出会いがあります。

引き続き、

・コミュニケーションに自信がない
・もっと人を笑わせたい
・お笑いの舞台に立ってみたい

そんな方をお待ちしております。

無料体験レッスンで、私たちの教室の雰囲気をぜひ体感してください。

まずは、こちらのメールアドレス( nejisiki27@gmail.com )に連絡を。

実際に通っている人の声が聴きたい人はこちらへ↓

塾生の声1人目 ケンちゃん
「お笑いはやると見るとはえらい違い」塾に通う前僕今40代ですが世代でゆえばめちゃイケや笑う犬の生活、ウッチャンナンチャンのウリナリなどがやっててよく見ていました。お笑い自体興味もあるし割と目立ちたがりで日常の会話は割とウケ狙いの会話も多く自...

仲間と一緒に、ここで大切な何かを掴み、次のステップへと進んでいきましょう。

大阪お笑い塾ビギナーコース講師 高橋宗大

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