皆さん、こんにちは!
お笑い塾ビギナーコース講師の高橋宗大です。
皆さん、『キングオブコント』、見ましたか?
年に一度の、コント師の日本一を決める最高のお祭りです。
実はこの日(10月11日)、授業終わってから、
「今回誰が優勝するのかな。ロングコートダディに優勝してほしいな」
気になってソワソワしっぱなしでした。
今年の大会は何がすごかったって、出番順です。
いきなり1番手が去年の準優勝ロングコートダディ、
2番手が4年連続決勝の超実力派や団、
3番手が去年3位のファイヤーサンダー。
もう、開始30分で最終決戦が始まったかのような、とんでもない幕開け。
史上最多となる約3449組の頂点を決める戦いは、文字通り、最初から最後まで目が離せなかった。
毎年この大会から、生徒さんに笑いを教える上で、本当に多くのヒントを貰っています。
さて、そんな興奮冷めやらぬ中ですが、本日の授業レポートをお届けします。
授業レポート
会話は後出しじゃんけん
会話のコツは、実は「後出しじゃんけん」なんです。
コミュニケーションが苦手な方は、つい「自分は何を話そう」と焦って、相手の話をちゃんと聞く前に喋ってませんか?

緊張してつい。
でも、考えてみてください。
じゃんけんで楽に勝つ方法は、相手が出したのを見てから出すことですよね。
会話も一緒なんです。
自分が話すんじゃなく、まず相手に話してもらう。
そして、その話に乗っかっていけば、絶対に会話はシーンとなりません。
例えば、こんな感じです。
相手: 昨日、大阪万博に行ってきまして
自分: へぇ、大阪万博ですか!…(ニコッと相手の目を見て、少し待つ)
相手: そうなんですよ、家族で。人がすごかったですけど、子供は大喜びで…
どうです?こっちは、ほとんど何も話していませんよね。
相手の話した言葉を繰り返して、あとは相手が話しやすくなるように、ちょっと「間」を作る。
自分が率先して頑張ろうとしないで、徹底的に「後出し」にこだわってみてください。
この意識だけで、コミュニケーションは驚くほどスムーズになるでしょう。
自分の当たり前を捨てる
「今より昔のテレビの方が面白い」「飲み会の最初の一杯は、当然ビール」
私たちはつい、自分の「当たり前」が世の中の「当たり前」だと無意識に思い込んでしまいます。
例えば、あなたが集合時間の10分前が普通と思っていても、10分遅刻しても大丈夫という人もいます。
そこで「こいつは当たり前のこともできないのか」となると、ケンカになるでしょう。
互いにその「ズレ」を認識していれば、もっとスムーズに、もっと良い関係が築けます。
私たちは皆、自分の常識というフィルターを通して世界を見ています。
だからこそ、その「常識」を一旦捨ててください。

どうしたらいいの?
自分の当たり前を捨てるコツとしては、
- 多様な価値観を持つ人々と積極的に接する
- 今までやったことない経験をする
驚くほど視野が広がり、これまでより人間関係のイライラが減るでしょう。
お便りを書く
最近、誰かに手紙を書きましたか?
こう聞かれると、「書いてないです」という方が多いですよね。
今や、やり取りはLINEやSNSの短いメッセージが当たり前。
でも、自分の「ありがとう」や「好き」っていう気持ち、スタンプや短い言葉だけで伝わらない。
そんな「本当の気持ち」を伝えるのに、手紙って最高の手段。
手紙を書くとなると、自然と「どんな言葉なら、この気持ちが伝わるかな?」と、丁寧な言葉を探しますよね。
この一手間が、相手により思いを届けます。

早速やってみるか。
手紙を書く上で、一つだけ注意点が。
「長すぎないで」
ダラダラと長い文章は、相手を疲れさせて、結局何が言いたいのか伝わりません。
本日の授業では、生徒さんたちに好きな作家さんやスポーツ選手への「ファンレター」を書いてきてもらいました。
※マツジュンの手紙を聞いて、焦るけんちゃん
「書きたいことが多くてまとめるのが難しい」「書いているうちに過去の思い出がよみがえった」
言いながらも、生徒さんは誰かに思いを伝えるワクワク感を、とても楽しんだ様子でした。
スマホで送るメッセージにはない、特別な温かさが手紙にはあります。
あなたも、誰かの誕生日や、ちょっとしたお礼に、短い手紙を書いてみませんか?
次回の授業
次回の授業は、10月25日(土)10時半からです。
場所は、東成区民センター。
お笑い塾は、それぞれの目標に向かって集まる場所であり、常に新しい出会いがあります。
引き続き、
・コミュニケーションに自信がない
・もっと人を笑わせたい
・お笑いの舞台に立ってみたい
そんな方をお待ちしております。
無料体験レッスンで、私たちの教室の雰囲気をぜひ体感してください。
塾生の感想を聞きたい方はこちら↓

まずは、こちらのメールアドレス( nejisiki27@gmail.com )に連絡を。
大阪お笑い塾ビギナーコース講師 高橋 宗大
コメント